140字の小説ってやつをちまちまやっています
今はとりあえず一番得意な目の前のものをとりあえずそのまま連ねた詩のようなよくわからない物体をポチポチやってます
推敲も何もしていないので適当です
で、特にブログに書くような事もないので自分で自分の書いたものを解説でもしてみようかな、と
暇なんですよ
そろじゃ、まああれらを読んだ人はいないでしょうが(なうですし)自分の抱いた解釈をぶっ壊されたくない方は逃げてください
夢なんてありません
私言いましたよ?
ひとつめ全文
薄靄 世界は途端なくす色 僕は唯眺める青い空 咲いた赤い花 君によく似ていた 何処までも続く碧い道 黄色じみたソレは何? 色を背負った子供が行く 君らは何処を目指すのか 黒い鳥がないている 家が無いとないている 子供がい亡いとないている 幼子よ、驚く勿かれ 世界は悪で溢れている
では、解体します
まずは場面
時刻は朝の7時半くらい、バスに乗っています
そこでふと窓の外を見ている、といった感じです
薄靄 世界は途端なくす色
→朝靄で遠くの景色が霞んで見えました
すると水墨画みたく見える
僕は唯眺める青い空
→でも空は青く澄み切っている
咲いた赤い花 君によく似ていた
→実は花だと思ったら天辺だけ赤くなった草みたいな木でした
正直に「よく見たら葉だった」としていましたが流石にどうかと思い誰かに似ていることにしました
何処までも続く碧い道
→アスファルトがすこし青みがかって見えたってことで"あおい"道と、その横に真っ直ぐに遠くまで伸びていく青々とした田んぼの"あお"
碧という字はみどりとも読みますし
黄色じみたソレは何?
→アスファルトの割れ目から生えたセイタカアワダチソウの黄色と畦道に撒かれた除草剤で枯れた草の黄色
色を背負った子供が行く
→カラフルランドセルですよ
君らは何処を目指すのか
→場所としてと未来と
黒い鳥がないている 家が無いとないている 子供がい亡いとないている
→カラスがいて、そういえば都会ではよくカラスの巣を雛ごと撤去するな、と思い出して
いなくなった雛はもう亡くなっていますから
あとちょっと顔文字っぽくもなりましたし
幼子よ、驚く勿かれ 世界は悪で溢れている
→「は悪で溢れている」というフレーズは某ミステリーサークルに残された宇宙語のメッセージ「気をつけろ 宇宙は悪で溢れている」が念頭にあります
バラバラと並べてきた言葉の中に少しずつある"悪"
ここの時点では冒頭の「薄靄」は水蒸気ではなくスモッグになっています
またこの時点でそれぞれ他の言葉も少しずつ情景が変化し何気ない朝の風景が負の面を帯びていたりなんだり…
それを先に出ていた子供に向けて言うって感じです
あんまりやると薄くなるのでここいらで
まあ解釈は無限ですから
こうして自分の解釈を書くと自分のはどうも連歌の影響を受けているのかな、なんて
では次いきます
全文
汚れた爽やかな空気が流れてく 黒い鳥が顔を出す 其処は浄土か監獄か バックパッカーが道を行く 此処は終わりか始まりか 磔られた天使 彼女の涙は誰のため? 背を向けた淑女 今日も貴女は美しい そよぐ緑の柔らかさ 今の私はわからない 柳は青く、水清し 泣き出したいのは誰のため?
では解体します
まずは基本的な情景
帰りのバス待ちからバスの中です
時間帯は午後3時頃から
汚れた爽やかな空気が流れてく
→駅前ですから排気ガスくさかったんです
でも風はあるから爽やか
黒い鳥が顔を出す 其処は浄土か監獄か
→建物や壁に四方を囲まれた狭い場所の建物の中に引っ込んだ窓のようなところにカラスがいました
雨風凌げるから楽園=浄土か閉塞感のある監獄のような場所なのか
バックパッカーが道を行く 此処は終わりか始まりか
→私の書くものには珍しく外来語登場
遠くにバックパッカーが見えました
これから旅に行くのかゴールだったのか、はたまた帰ってきたのか
地味に前の文と対だったり
あともっと地味に後半は某曲が念頭にあったり
磔られた天使 彼女の涙は誰のため?
→窓から見えたどこかの建物のショーウィンドーにクリスタルか何かの天使が飾ってあるのが見えました
どうも翼を磔られたように見えて
で、涙を流すとしたらどんな涙なのかなって
背を向けた淑女 今日も貴女は美しい
→呉服屋さんのマネキンです
そよぐ緑の柔らかさ 今の私はわからない
→街路樹の銀杏が風に揺れていましたが、しばらく私は草に触れていないのでどうだったかな、と
柳は青く、水清し 泣き出したいのは誰のため?
→石川啄木の「やはらかに柳あをめる 北上の岸辺目に見ゆ 泣けとごどくに」より
ここで前の「柔らかさ」がこちらにかかり、そよぐ緑も銀杏から柳になります
またここで地味に先の天使のくだりとかけています
はい、無事帰宅しました
最後まで読んだ方がいればお疲れ様でした
終わりにひとつ
解釈は人それぞれだと思います←