昔、まだ携帯が普及していなかった頃の話です

ある日うちに電話がきました

(若い男性の声)
「山田(仮)と申しますが、ユミコ(仮)さんいらっしゃいますか?」

うちにユミコという娘はいません

(母)
「ユミコなんて娘はいません
番号間違えたんじゃありませんか」

「そんな筈はありません
ユミコさんを出してください」

「だからそんな娘はいません
どこでうちの番号きいたんですか」

娘たちをちらりと見れば幼児と児童

(訝しげな声で)「合コンで知り合った〇〇(県内の地名)の女の子が自分の家の番号だってくれたんですが…」

「ならうちは違います
〇〇なら市外局番は1234(仮)ですがうちは1233(仮)ですから
あなた騙されたんですよ」

「え…でも…」

「だから市外局番から違うんですよ
どう考えてもあなた嘘つかれたんですよ」

「そうですか…
失礼しました」




可哀想な男性の話でした


多分10年くらい前かな

なんとなく思い出したから