今回は、いつもとは異なるテーマとなりますが、「コロナワクチンの解毒方法」を、取り急ぎご報告します。
ご説明する「コロナワクチンの解毒方法」は、私の日常業務の中で体験したことを考察した結果、得られたものです。

私は医師ではありませんので、コロナやコロナワクチンの後遺症などを治療している訳ではありません。東洋医学の治療家として、主に神経痛や筋肉痛などの治療を行っています。
ただ、業務上、来院される方のコロナワクチン接種歴や、イベルメクチン服用の有無、食生活、生活習慣、などを良く知っております。
そして、来院される患者さんのホルムアルデヒド濃度を、測定器で計測させていただき、その結果から解った事を、今回まとめたものです。
コロナワクチンを接種した方は、体内でスパイクタンパク質を産生するようになり、それと同期して、呼気にホルムアルデヒドを含むようになるという事実を元に、推定したものです。
[呼気にホルムアルデヒドを含む]=[スパイクタンパク質を体内で産生している]という関係を前提としています。


【コロナワクチン解毒状況の観察項目】
今回、コロナワクチンの解毒状況を観察するにあたり、以下の4つの項目を考慮にしました。
1.イベルメクチンの服用
2.食生活
3.断食又はプチ断食
4.呼気中のホルムアルデヒド濃度

1.イベルメクチンの服用
イベルメクチンは、コロナの治療薬やコロナワクチンの後遺症の治療に効果がある事が解っています。

2.食生活  
食生活でコロナワクチンの解毒に役立つと考えられるのは、大まかに以下の2点です。
①無農薬または減農薬で有機栽培の玄米や野菜類、梅干し、味噌汁、漬物、納豆、天然塩などの日本食中心の食生活。
②添加物や防腐剤などの食品添加物や、身体のpHを酸性に寄らせる食物(肉類など)の摂取を避けるなど。

3.断食又はプチ断食
ここで言う断食は、24時間程度の絶食です(飲水可)。
プチ断食とは、16時間以上24時間未満の間、食事をしないことです(飲水可)。
断食又はプチ断食をすると、体中の細胞の入れ替わりが促進されることが解っています。

4.呼気中のホルムアルデヒド濃度
ホルムアルデヒド濃度の基準値は以下の通りです。単位はmg/m3。

0.099以下 正常 非接種者は通常、この範囲内です
0.369以下 悪い 接種者は、ほとんどこの範囲に含まれます
0.774以下 有害 計測経験あり、接種歴不明
1.180以下 深刻 この範囲の数値は計測経験なし
1.181以上 危険 一度だけ都内の病院内で計測経験あり

今回の観察では、最近になって入手したホルムアルデヒド計測器で、来院者を中心に、呼気から排出されるホルムアルデヒド濃度を計測しました。
基本的に、過去にコロナワクチンを接種した方の、ホルムアルデヒド濃度は「悪い」状態で、非接種者のホルムアルデヒド濃度は「正常」でした。
接種された方の中で、ホルムアルデヒド濃度が「正常」値の方が5名いました。それら5名は、何らかの方法でコロナワクチンの解毒に成功したものと推定し、解毒に成功した理由を洗い出して、まとめました。

なお、最初の2回のワクチン接種のみでも、コロナワクチンの解毒を何もしないでいた方は、ブースター接種をせずに2年以上経っても、ホルムアルデヒド濃度が「悪い」状態のままであることも確認しています。
計測は、室内に計測器を置いて実施したものです。被験者に近づけたりせずとも、換気をしていない状態であれば、被験者が入室すると、直ぐに数値が上昇し計測できます。


【コロナワクチン解毒事例の考察】
コロナワクチンの解毒に成功されたと推定される方は、5名いました。以下の通りです。
2例:イベルメクチン服用が主要因。
1例:食事療法が主要因。
2例:断食又はプチ断食が主要因。

以上の5例の全員について言える事として、私の観察したところ、コロナワクチン接種後の言動が、接種前とは異なっていたように感じていました。いずれの方も、ブレインフォグ或いは、若干の思考力低下のようなものが見られたと、私は感じています。
そういった変化が、コロナワクチン解毒後は以前の健康な時の言動に戻り、笑顔が戻ったように感じています。ただし、進行してしまった老化、例えば白髪やシワなどは、ほとんど元には戻りません。

以下、5例について簡単に解説します。

[事例1:イベルメクチン服用が主要因の例]

コロナワクチン2回接種1年後に前立腺ガンを発症し、ガン治療のために、イベルメクチンの服用と食生活の改善を行った事例です。
イベルメクチンは、週1回、体重に応じた定量を服用し、3ヶ月間継続。
食生活は、無農薬、有機栽培の玄米食と野菜類を中心に、梅干し、納豆、無添加の食品を継続して摂取する。肉類と甘いものを避ける。
以上を実行する事で、ホルムアルデヒド濃度が「正常」となり、コロナワクチンが解毒されました。

[事例2:イベルメクチン服用が主要因の例]

コロナワクチン2回接種後、体調が悪くなり、コロナワクチンの解毒のために、イベルメクチンを服用し、食生活の改善、プチ断食を行った事例です。。
イベルメクチンの服用はコロナワクチン2回接種6ヵ月後、体重に応じた定量を1週間の間隔で2回服用し、玄米食を間欠的に取り入れるなどの食事の改善を実施。
その10ヵ月後に、再度イベルメクチンを体重に応じた定量を1週間の間隔で2回服用、玄米食に加え、プチ断食を週に1回程度間欠的に行い、コロナワクチンの解毒に成功。

[事例3:食事療法が要因の例]

コロナワクチン3回接種、体調が悪くなる事も無く、通常に生活。
自然にコロナワクチンが解毒された事例です。
この方は、食生活が非常に良かったため、コロナワクチンが解毒されたものと考えられます。
玄米食ではないものの、野菜と魚主体の食生活で、野菜類は全て自家製の無農薬、有機栽培のものを摂っています。また、味噌、漬物も自家製です。

[事例4:断食又はプチ断食が主要因の例]

コロナワクチン5回接種後、体調が非常に悪くなり、食事が取れない日が何日もあったとのことです。普段の食事は日本食が中心で、肉類はほぼ食べません。
この方の特殊性として、皮膚湿疹に、まめにイベルメクチンクリームを塗っていた事が挙げられます。
最後の接種から10ヵ月程度で回復したようです。

[事例5:断食又はプチ断食が主要因の例]

コロナワクチン5回接種後、体調が非常に悪くなり、食事が取れないことが、かなりの日数あったようです。普段の食事は日本食が中心で、肉類はほぼ食べないのですが、カップ麺などレトルト食品を食べる事がときどきあるようです。
お米は白米ですが、野菜類は全て自家製の無農薬、有機栽培のものを摂っています。また、味噌、漬物も自家製です。
最後の接種から半年程度で回復したようです。


【コロナワクチン解毒の考察】
1.イベルメクチン
今回の検証で、イベルメクチンがコロナワクチン解毒に有効である事が確認できたと思います。
ただし、食事療法をある程度併用していた方が確実性は高いと思います。

[イベルメクチンの用法]
コロナワクチン解毒に必要な服用量は、私の個人的な見解ですが、以下のように推測しています。
・体重15kg当たりイベルメクチン3mgの定量を週1回服用を2~4回
なお、イベルメクチンは、日本においては個人輸入で入手し自己責任で服用する事になります。
注意点として、メルク社、第一三共、インド製薬メーカーの何社かなどは、ビルゲイツなどのグローバリストに買収され、成分が変更されている可能性があるようです。ご注意ください。
ちなみに、私は、iDrugStore(アイドラッグストアー)というところからインドの製薬会社サイノ社のサイニブ(イベルメクチン)を入手しています。

[イベルメクチンの効能]
イベルメクチンはコロナワクチン解毒だけで無く、コロナやその他のウィルス感染症の治療や、ガンにまで効果がある事が解っています。
また、コロナワクチンを接種した比較的多くの人が、腸の障害(主に下痢)が起こり、長期に渡って症状が続く事があります。これはスパイクタンパク質によって引き起こされた障害と考えられます。
この時イベルメクチンを、1回のみ定量を服用することで、直ぐに腸の障害(主に下痢)が解消します。私の身近でも3例ありました。
イベルメクチンが、何故、以上のような様々な疾病に効果があるのか、その作用機序はよく解っていませんが、イベルメクチンは、私には「神様からの贈り物」としか考えようがありません。


2.食生活  
食生活は、無農薬、有機栽培の玄米食と野菜類を中心に、梅干し、納豆、無添加の食品を継続して摂取する。肉類など、身体のpHを酸性に寄らせる食物は避けることが基本となります。

[コロナワクチンの解毒に食生活の改善が必要な理由]
コロナワクチンが体内に注入されると、その成分が細胞内に侵入します。

図では、コロナウィルスが細胞内に侵入する様子を表していますが、コロナワクチンの成分も同様の機序で細胞内に侵入するものと考えて良いと思います。
侵入したコロナワクチンの成分は、細胞を使ってスパイクタンパク質を生成します。細胞内に侵入してしまった異物を取り除く、すなわち「解毒する」ためには、乗っ取られてしまった細胞を新しい細胞と入れ替える必要があります。
この細胞の入れ替えのために必要な栄養が、主にビタミンやミネラルなのです。タンパク質やアミノ酸ではありません。
細胞の入れ替えのために必要な栄養が、主にビタミンやミネラルであることは、「千島学説」の理論で説明出来ます。
「千島学説」をごく簡単に説明しますと、「全身の細胞は赤血球が何個か合体して形成され、必要に応じて細胞は赤血球に戻される。その入れ替わりには、ビタミンとミネラルが、おもに必要な栄養素である。」ということです。
「千島学説」は千島喜久男博士(1899-1978)が発表された、実験と観察によって研究された理論です。本ブログ記事の最後に「千島学説」の概要を付記しておきますので、興味のある方は、そちらを参照してください。

[無農薬(減農薬)、有機栽培が必要な理由]
以上ご説明しましたように、コロナワクチンの解毒には、ビタミンやミネラルが必要になります。
ところが、農薬や化学肥料を多用した作物は、本来含まれているべきビタミンやミネラルの量が少ないものとなってしまいます。農薬を使うと、土中の細菌や微生物の多くが死滅してしまい、ビタミンやミネラルといつた栄養価が低い作物になってしまいます。
お米の場合は、ビタミンやミネラルが、お米の外側の「ぬか」部分にほとんど含まれています。そのため、白米にしてしまうと、最もビタミンやミネラルが豊富な部分を削り取ってしまう事になります。
また、農薬や除草剤を多用して栽培したお米は、ビタミンやミネラルが少ないだけで無く、お米の「ぬか」の部分に、農薬などのの成分が多く含まれていると考えられます。「ぬか」も農薬なども成分が油質だからです。農薬などが身体に悪い事は言うまでもありません。

[玄米やビタミン、ミネラルを多く摂る食生活は太りにくい]
玄米やビタミン、ミネラルを多く摂る食生活は太りにくくなります。何故なら、人の細胞は常に入れ替わっており、細胞の入れ替えには、主にビタミン、ミネラルとエネルギーが必要だからです。
体内にビタミン、ミネラルが豊富にあれば、活発に細胞が入れ替わります。玄米を摂った場合、ビタミン、ミネラルが豊富なお米の外側の「ぬか」部分と、エネルギーが豊富なお米の内側部分がバランス良く細胞の入れ替わりに使われます。
ところが、白米を摂った場合は、ビタミン、ミネラルが不足するため、細胞の入れ替えがスムースに行われず、余ったエネルギーである糖質が脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。
白米を摂ると太りやすいのは、食後に急激に血糖値が上昇するから、というだけの理由では無いと、私は考えています。
また、ビタミン、ミネラルが不足して、細胞の入れ替わりが活発に行われない状態は、単に脂肪を蓄積し易いという事だけでは無く、そのこと自体が不健康な状態と言えると思います。

 

[電子レンジで調理してはダメ]
電子レンジで加熱処理すると、食材の持っているビタミン、ミネラルの多くが破壊されてしまいます。くれぐれも、食材を電子レンジで調理することはやめましょう。
電子レンジで加熱された食材のビタミン、ミネラルは、形としては残っていて、検査をすれば検出されるのですが、細胞内で活用出来ない物質に変化しています。
このような情報は、特定の人々にとって不都合があるため、一般に知られる事が無いように隠されています。


3.断食又はプチ断食
今回の観察結果から、断食又はプチ断食はコロナワクチン解毒に効果があることが、解りました。

[断食又はプチ断食が解毒に役立つ理由]
千島博士は、実験と観察の中で、人は飢餓状態になると、細胞が赤血球に戻る動きが活発化することを発見しました。赤血球に戻った細胞は、適切な栄養、主にビタミンやミネラルが補給されれば、再び赤血球から細胞が合成され、復元します。
以上のように、断食又はプチ断食によって細胞の入れ換わりが活性化するようになります。

逆説的に考えれると、毎日あまり空腹を感じる事が無いままに、ビタミン、ミネラルが不足した食物を食べる続けていると、細胞の入れ替わりが遅くなり、不健康な状態になる、と言えます。
コロナワクチン接種後にワクチンの成分が何時までも多く残り、強いケミカル臭を放つ人は、このようなタイプの人が多いのでは無いかと思います。


4.呼気中のホルムアルデヒド濃度
ホルムアルデヒドとスパイクタンパク質の関係は、今のところよく解っていないようです。
スパイクタンパク質という毒素を分解する時に出来る成分がホルムアルデヒドなのかも知れません。

ホルムアルデヒドは特種な化学薬品のように考えられがちですが、化学式は「CH2O」で、これだけ見ると水に炭素が結合しただけの、ありふれた物質のように見えます。実際には有害な成分なのですが、有機化合物という分類になります。
飲酒により、摂取したアルコールを分解した時に出来る物質はアセトアルデヒド「C2H4O」で、化学式がホルムアルデヒドに似た物質です。これも、測定器でホルムアルデヒドとして計測されます。
以上の事から類推し、スパイクタンパク質という毒素を分解する時に出来る成分の一種がホルムアルデヒド、またはホルムアルデヒドに近い物質なのではないでしょうか。

[ホルムアルデヒド計測時のイレギュラーな出来事]
ホルムアルデヒドを計測している中で、通常とは異なる計測結果が出た事が3例ありました。

そのうちの2例は、ホルムアルデヒド計測値が被験者が入室して直ぐ「悪い」の高い値を示し、それから時間の経過と伴に、次第にホルムアルデヒド計測値が降下。結果的に「正常」に戻ったという事象です。
この2例のうち1例の方は、家をリフォームした直後で、壁紙の接着剤などから発せられるホルムアルデヒドが、被験者の衣服や髪の毛に付着した結果、起きていた事のようでした。
2例のうちのもう1例は、被験者のご主人がコロナワクチンを5回接種しているため、強力なシェディングを受けてしまい、やはり被験者の衣服や髪の毛に、ホルムアルデヒドが付着した結果、起きていた事のようでした。

最後の1例は非接種者の方で、前回まではホルムアルデヒド計測値が「正常」であったのに、ある時突然ホルムアルデヒド計測値が「悪い」の高い値を示し、ずっとその状態が続いた事がありました。
これは、コロナウィルスに感染した結果、ホルムアルデヒドを呼気から排出するようになったのではないかと判断しました。
このことから、コロナウィルスに感染した場合でもホルムアルデヒドを呼気から排出するようになるのではないかと推測するようになりました。

以上のようにホルムアルデヒドの計測には、予期せぬ撹乱要素があり、注意が必要です。


【総括】
コロナワクチンの解毒は、多少時間がかかりますが、ほとんどの場合、コロナワクチンの解毒はできるものと、私は考えています。
コロナワクチンを接種後に解毒したいと考えておられる方は、今回の考察結果を参考にしていただき、自分流にアレンジして解毒していただきたいと思います。

また、今回の考察結果は、コロナワクチンの解毒をする場合だけでは無く、コロナウィルスの感染症予防、シェディング被害の防止などに応用していただける内容だと思います。
今回のブログ記事では、コロナワクチン解毒方法に関して、具体例を示すと伴に、項目毎に出来るだけ裏付けとなる根拠を提示しました。
それらの根拠を理解した上で、コロナウィルスの感染症予防やシェディング被害の防止などに応用していただくことができるかと思います。

来年には、日本政府が一般に向け、レプリコンワクチンの接種を実施しようとしており、予断を許さない状況になっています。
レプリコンワクチン接種はなんとしても食い止めなければならないと思います。それでも日本政府が強行した場合、どのような被害が出るのか、想像もつきません。人工ウィルスまたは生物兵器を大勢の人に投与するようなものだからです。

その様な事態も想定して、今から、今回のブログ記事に取り上げました「食事法」を実践し、「プチ断食」を時折実施するなどして、免疫力を高めておくというように応用できるかと思います。
玄米のみでは食べにくいと感じられる方は、「3分つき」や「5分つき」でも良いと思います。私の場合は玄米と「3分つき」の半々を混ぜて土鍋で炊き上げています。

話を戻します。その他にも、ウィルス等に感染したと考えられる場合を想定し、直ぐにイベルメクチンを服用できるように、個人輸入し備えておくなども、必要な事だと思います。

ワクチンを接種した方は、免疫力が低下していると考えられますので、一刻も早く解毒し、免疫力を回復して、今後に備える事が重要だと思います。


今回の記事は以上です。最後までお読みくださりありがとうございました。
次回は年明けに、第15話壬申の乱編-不比等が作った幻想の国「日本」(その7)をお話ししたいと思います。


以下「千島学説」のまとめ--------------------------

 

【千島学説の概要説明】
千島学説とは、生物学者である千島喜久男博士(1899-1978)が提唱した血液と細胞に関する画期的な理論です。
実験と観察に基ずいて裏付けられた理論は、千島博士によって論文が多数提出されていますが、国内外の医学界から、異端視されています。
私の理解するところでは、これはロックフェラーの偽りの医学にとって、知られてはならない真実の理論だと思います。
千島学説は、安保徹博士や宗像久男博士の、ガン治療理論の根拠となっているようです。

千島学説の概要は以下の通りです。
1.赤血球は小腸で作られ、血液となって全身を巡る。(従来学説は骨髄)
2.身体の全ての細胞は、赤血球が複数結合して形成される。白血球も赤血球が複数結合して作られる。(従来学説は細胞分裂によってのみ、細胞は増殖)
3.小腸が機能不全を起こすと、赤血球が減少したり、不健全な赤血球が出来易くなる。
4不健全な赤血球が多くなると、不完全な細胞やガン細胞などが出来やすくなる
5.①時間の経過、②飢餓状態になる、③赤血球が不足する、などによって身体の細胞が分解して赤血球に戻り、細胞が入れ替わる。


【千島学説の追加補足説明】
赤血球は小腸で作られ、身体を循環します。循環中に、それぞれの場所で赤血球同士が結合し、それぞれの部位の細胞に変化します。肝臓では肝臓の細胞、筋肉では筋肉の細胞、などに変化します。
血液中で赤血球が複数結合し、白血球にも変化します。赤血球と白血球の入れ替わりは、自律神経の働きに対応して、一日のうちに動的に行われます。

小腸に機能不全が起こり、不健全な赤血球が出来たり、身体の不調などで血流が滞ったりすると、
①赤血球と白血球の入れ替わりが滞り、白血病の原因となります。(白血病はガンではありません)
②栄養不足や酸素不足の部分に、不完全な細胞やガン細胞が出来やすくなります。

小腸の機能不全や身体の不調などが続くと、不完全な細胞やガン細胞が出来やすい状態が継続します。
小腸の機能不全や身体の不調などが改善されると、健全な赤血球が不完全な細胞やガン細胞と入れ替わり、不完全な細胞やガン細胞は減少します。

身体の状態が健全で充分な栄養が摂れていれば、身体の細胞は3ヶ月程度で、ほとんどが入れ替わります。この場合の栄養とは、主にビタミンやミネラルを指します。細胞を入れ替えるために、タンパク質摂取の必要性はあまり関係しないようです。
細胞の入れ替わりの過程で、不完全な細胞やガン細胞も赤血球に変化し、吸収、分解されていきます。
特筆すべきて点は、飢餓状態になると、細胞の入れ替わりが促進されるということです。


参考文献    「生命の自覚」~よみがえる千島学説~
        忰山 紀一(かせやま きいち)
        笑がお書房