電動キックボード vs ウケる女子高生 | katoo the world

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電動キックボードが関連する交通事故は、昨年7月の改正道交法施行により、一定の条件をクリアすれば免許なしで運転できるようになってから大きく増加している。

改正道交法は、長さ190センチ以下、幅60センチ以下で、時速20キロを超える速度を出すことができない、などの要件を満たす電動ボードを「特定小型原動機付き自転車」と定義。16歳以上であれば、免許なしで運転できるとした。

警察庁によると、昨年7月~今年4月、「特定小型」のボードがからむ事故は全国で164件発生。法改正前は「特定小型」の概念がなかったため、電動ボードに類するもの全般での把握となるが、令和2年の事故は4件、3年29件、4年41件、5年1~6月で23件に過ぎなかったという。

先日、公道を直立した人間が爆速で走行しており驚いた。

私も50年近く生きて来た訳で、此処近々で驚いた事と言えば、下半身に一切の反応が無くなった事程度だが、直立した人間の爆速には「一体何が起きたんだ?」と0.2秒程思考停止してしまった。

”妖怪ターボばあちゃん”が一瞬脳裏をかすめたが、なるほど電動キックボードである。

公道走行許可の電動キックボードは、最高速度が40~45km/hと中々凄い性能で一般車両の中でも堂々たる走りぶりであった。

しかし同時に45km/hで走行するキックボードが急停車するとなると転倒リスクも高いだろうし、事故を起こした際のダメージは相当のモノであろう。

何せ、生身の人間が直立して爆走しているのだ。
私の様に「妖怪か?スーパーマンか?いや、バカだ!」と動揺し、運転を誤るドライバーもいるかも知れない。

実際に目の当たりにした事で、電動キックボードの衝撃的なバカと危険性を実感した。
車の運転中は一切電動キックボードには近付かない事とする。

電動キックボード vs 電動アシスト自転車 vs カブトムシかとぅ
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そんな電動キックボードも此処近々で一気に拡大し、レンタル自転車がレンタルキックボードに取って代わっている様に見受けられる。

私の生活圏では緑色と白のキックボードが散見されるが、ポート(駐車場)では自転車に比較して細身な為、より多くの台数を設置出来るのもメリットだろう。

今後、更にポート数が増えれば、より利便性も上がるのでは無かろうか?

しかし、2023年7月の改正道交法施行以降、電動キックボードが絡む事故は全国で164件発生と激増しているとの事。

電動キックボードは原則、無免許かつヘルメットも無く、最高速度20km/hで車道走行が可能だ。

要するに自転車同様のルールではあるが、ネットユーザーの電動キックボードへの反発は大きい。

「電動キックボードはアホしか乗ってない」、「免許不要がウリなんだから事故が起きて当然」、「アホな乗り物」、「最初からこうなると分かってた」、「何の利権かしらんがこんなもん認めた方が悪い」…。

何だか「ホレ見た事か!言わんこっちゃない!」などと、取り残された老人が若者文化を揶揄するかの発言の数々に、「カスタマーハラスメントの大半が40代以上の男性」と言う結果を、改めて見て取った次第だ。

多くの批判が電動キックボードの危険性に集まっているが、対して自転車はどうなっているだろうか?

警視庁のまとめでは自転車の死傷事故も増加しており、2022年は全国で6万9985件が発生していると言う。

稼働台数の違いもあれば、集計期間にズレもあるが、数字だけ言えば実に426倍の自転車リスクである。

ソレをさて置き、電動キックボード批判に終始する姿は、正に「老害」と言うに相応しいモノに感じるのだ。

しかしながらこの私かとぅも、今電動キックボードに乗るかと問われれば、絶対に乗らないと断言出来る。

先程街中で颯爽と駆け抜ける電動キックボードを拝見したのだが、ソレを観た女子高生が「ウケる~!」、「バカじゃね?」と口々に言っていたし、走り去る動画まで撮影していたのだから、こんな姿がTikTokに上げられていたらと思うと、怖くて仕方が無い。

「ファーストペンギン」に象徴される、最初の一歩を踏み出すベンチャー精神には敬意を示すが、流石に「ウケる~!」、「バカじゃね?」と言われて無事な程、私は強くは無い。

いや、そんな事言うなよ!
可哀想でしょうガッ!

かとぅ