性的暴行の映画監督 vs 「躁の川本真琴、鬱の橘いずみ」 | katoo the world

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映画監督の男が俳優志望の女性に性的暴行をした疑いで逮捕された事件で、男の自宅から複数の女性とのわいせつ動画が50点以上見つかった事がわかった。
映画監督の榊英雄容疑者は2016年、演技指導を装い20代の女性に性的暴行をした疑いで送検された。

捜査関係者によると、榊容疑者の自宅などから押収されたSDカードから、複数の女性とのわいせつな動画が50点以上見つかった。

また榊容疑者は演技指導のワークショップで知り合った女性と店で飲食したあと、「もう少し演技のことを話そう」と部屋に誘い、映画への出演をほのめかし、「タトゥーがあったら大変だから裸を確認したい」と話したという。

榊英雄について何の知見も無かったので、改めて調べてみた所、映画監督のみならず、俳優としても長くキャリアを積んで来た叩き上げの人物であった。

時代劇、刑事モノ、大河ドラマに迄出演していた様だが、個人的に注目しているのが高橋克典主演ドラマ「特命係長 只野仁」への出演だ。

無駄なお色気に塗れたギャグドラマではあったが、女性との情事で「フンッ!フンッ!」と気合いの一突きを魅せる只野仁が実に勇ましい。

更にヒートアップすると「フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフーーーーーンッ!」と、北斗百裂拳並みの連打で女性を果てさせる訳だが、お色気ギャグも此処まで来ると、実に股間に感じ入るモノが有る。

榊英雄はチョイ役での出演と思われるが、今回の性的暴行がドラマ「特命係長 只野仁」の放送に何らかの影響を及ぼさない事を願いたいモノ。

歌手として高橋克典の歌う「HEARTBEAT CITYつき抜けて」、「君のキスしか欲しくない」、「もう君は誰のものでもない」、「男の美学」もオススメだ。

ドラマ24日本版 vs 高橋克典 vs 電通問題
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12433749277.html

高橋克典については未だ未だ語り足りない次第だが、2016年に演技指導を装い20代の女性に性的暴行をした疑いで送検された映画監督の榊英雄に関しては、いよいよ私も書かねばならないだろう。

先ず、榊英雄の性的暴行報道について、漏れ伝わる情報を纏めてみる。

自身の映画にキャスティングした女優に対して性行為を要求した。

居酒屋で飲んだ後に女性を暗がりへ連れ込んだうえ“騒いだら殺す”などと脅して、榊が無理やり性行為に及んだ。

「もう少し演技のことを話そう」と部屋に誘い、映画への出演をほのめかし、「タトゥーがあったら大変だから裸を確認したい」と話した。

複数の女性とのわいせつ動画が50点以上見つかった。

榊英雄が複数の女性と性的関係にあったとしても、部外者である私が何か言えた義理では無い。

枕営業だか、愛人契約だか、細かい事は存じ上げないが、口説き口説かれるのが有史以前からの男女の仲。

気に入られ、口説かれて、抱かれた上で仕事が舞い込むと言うのであれば、そういうご縁であろうし、新たな女性タレントを寵愛されて捨てられると言うのも、またご縁。
何も芸能界に限った事では無いが、その様なご縁の中で仕事が回るのは世の常である。

しかしながら、幾ら利害関係が有ろうが、内心は嫌がっている女性を抱ける、榊英雄の鈍感力、勘違い振りが凄いと私は考える。

特に「自身の映画にキャスティングした女優に対して性行為を要求」と言うのは、何とも格好悪い男だ。

「タトゥーがあったら大変だから裸を確認したい」と言うのも、頓智と言えば中々の頓智だが、口説き文句としてはダサすぎる寒さだ。

複数の女性とのわいせつ動画が50点以上見つかったと言うのも、勘違いの極北であり、同じ男として居た堪れない恥ずかしさである。

自分の立場を利用して女性に性的関係を促すと言うのは、男の中でも下の下だし、この様にダサい男の相手をしなければならないと言うのは、余りに女性側が不憫である。

私などは、女性宅に出向いた際、「体調悪いから、少し横になるね…」と、ベッドに入る女性に、「承知した。無理掛けてスマナイ。今日はゆっくり休んでくれたまえ」と、その場を失礼しようとした所、女性は秘かにベッドの中で服を脱いでおり、枕元に周到に忍ばされたコンドームを前に「ほほう、コレは一本取られたな…」と、感嘆の声を挙げた次第であると、全く意味不明な事を知人男性が言っていた。

愚か者めが!

何れにせよ、如何にステディーな関係であっても、体調不良や生理などで僅かでも女性が関係を望まないのであれば、ソレを無理強いなど私には出来ないし、増して此方の立場を利用して、女性をどうこうするなど以ての外である。

そもそもDTかつEDであり、尚且つAGAたる三重苦男たる崇高なるこの私かとぅであられるから、此方の立場を利用して、女性をどうこうする事は、物理的に不可能であった。

※DT=童貞、ED=不能、AGA=薄毛
Wikipediaより引用。

松本人志性加害問題 vs 三重苦男かとぅの矜持
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12834352576.html

枕営業 vs 検死官かとぅ
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12826112038.html

まあ、この男が今後どの様な顛末を辿ろうが、私には一切関わりの無い事だが、今回私が着目したのが、2022年に離婚した元妻が橘いずみであった事にある。

1993年に発売された「失格」で一躍人気を高め、その後も「バニラ」、「永遠のパズル」で人気を博したシンガーソングライター。

当時はそのストイックなまでに自虐的な歌詞の内容から「女・尾崎豊」なる異名を取った事もあったと言う。

代表曲「サルの歌」の歌詞が凄い。

「淋しくなんかないんだよって
泣いてるのが子供
淋しい…つぶやいて涙隠す大人
そつなくうまくふるまおうと
人の目を気にして下手な芝居してた私」

中島みゆき直系の情念渦巻く世界観に、打ちのめされながらも強く魅かれた次第だ。

個人的には同時期に活躍した女性アーティストとして、「躁の川本真琴、鬱の橘いずみ」と称したが、当時の見立て通り、双方共にハードモードの人生を歩んでいる。

「傷付けてしまった女性の皆様に、謝らせてください。本当にすいませんでした」と元夫の件を謝罪ながらも、「一度も榊を許したことはありません」と断罪する元妻の橘いずみだが、今回の騒動がアーティストとしての彼女の深化に繋がる気もするし、逆に繋がらないで欲しいとも切に思う。

波乱万丈な人生が悪いとは言わない。

しかし、橘いずみや川本真琴が幸せを掴めなければ、この世界に救いなど無いのでは無かろうか?

先日、偶然歌番組で本当に久々にCoccoを拝見したのだが、ベールで顔を隠した異様な姿で歌っていた。

ソレが実にアーティスト然としており美しかったのも事実だが、「人は強いモノ。そして儚いモノ」というCoccoの表現の最果てを感じて、どうにも私には空恐ろしかったのだ。

かとぅ