アトランタ発バルセロナ行きのデルタ航空DL194便で、乗客が「機内でずっと下痢をしていた」ため、引き返して緊急着陸を余儀なくされた。
ネットユーザーが「X」（旧ツイッター）に「これはバイオハザードだ」、「機内でずっと下痢をしている客がいる」とパイロットが管制に伝え、出発空港のアトランタに緊急着陸したいと旨を伝えた内容を投稿した。
飛行中、機内はバニラの芳香剤で満たされたという。同機は着陸後、入念に清掃された。乗客たちは再出発し、8時間遅れでバルセロナに到着した。
世界の大統領の公務として世界中を股にかけ、夜な夜な世界中のセレブ女性の股にかけ続けるこの私かとぅ。
外遊時には頻繁に航空機も活用するし、特段の感動も無く、単なる移動手段として活用している。
国際線ではビールも飲めるし、映画も観れる訳で移動時間を楽しめると言う意味では実に重宝するが、逆を言えばそれ以外に特段するべき事も無い。
かつては大空を掛けるパイロットを夢見ていた身としては、大人になる事の愚かさを噛み締める次第である。
そんな中、久々に漫画「ネイチャージモン」を拝見して、ハッと気付かされる。
「世界最古のステーキ」を求めてスペインへ向かう際、「最後の晩餐」として空港にて寿司を食べるジモン。
「そんな、大袈裟な～」と笑う編集担当コマツに一喝するジモン。
「俺は飛行機に乗る際、毎回”死”を意識している！その意識の高さの先にしか”生”は無い！」
確かに我が敬愛するジモン氏はサバイバルに対する意識も病的に高く、軍用コンパスやろ過器などのグッズが詰まっている重量30kgのリュックサックを常時背負っている訳で、些か呆けていた私にも氏の喝は届いた次第。
確かに何時何が起きてもおかしくない現代。
「武士道とは死ぬことと見つけたり」とは山本常朝著「葉隠」の著名な一節ではあるが、「常に死を意識して覚悟を定め、充実した生を得る」と言う意味でも、ジモン氏こそ真の侍と言うに相応しい御仁だ。
そんな航空機に於いて、今回凄惨な事故が発生したと言う。
アトランタ発バルセロナ行きのデルタ航空DL194便で、何と乗客が「機内でずっと下痢をしていた」ため、引き返して緊急着陸を余儀なくされたと言う驚愕の情報が入ったのだ。
「機内でずっと下痢をしていた」と言うのが、機内トイレであって欲しいと、切に願わずにはいられない。
だがしかし…。
機内はバニラの芳香剤で満たされ、同機は着陸後に入念に清掃されたと言う事だから、――そのうちかとぅは考えるのをやめた。
かとぅ