タレント・ryuchell(りゅうちぇる)がインスタグラムに投稿。2016年に結婚した妻peco(ぺこ)との関係について、出会いからを振り返り「一生一緒に居たいと思えたからこそ結婚して夫婦になる道を選択しそしてその愛が形になり、最愛の息子も生まれました」と、結婚や2018年に長男が誕生したことを振り返った。
そのうえで現状について「”本当の自分”と、”本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました」「本当の自分のことを言えずにいる苦しさを、毎日1人で抱え込んでしまいました」と記し、妻に告白したと明かした。
妻も理解してくれたとし、「それから2人で今後についてよく話し合い、これからは”夫”と”妻”ではなく、人生のパートナー、そしてかけがえのない息子の親として、家族で人生を過ごしていこうね。という形になりました」と記した。
ryuchellやpecoについては仔細には存じ上げないし、彼等について書く事になろうとは、よもやよもやの想いでいる。
其程の衝撃を受けた彼らの離婚であった。
先ず「僕には隠していた部分がありました」と言う投稿に関して、日本国総国民が「いや、隠せてない!」とのツッコミを浴びせた。
そのツッコミは2013年「天空の城ラピュタ」に於ける”バルス祭り”を超えるモノで、さしものTwitter社サーバーも火を噴いたと言う。
そして、ryuchellの告白について、pecoが「正直、墓場まで持っていってほしかったと一瞬たりとも思ったことはないと言えば嘘になります」と発言した事である。
オカマが完全に市民権を得た昨今。
「オカマだから美容師」が「美容師だからオカマ」、「オカマだから人格者」が「人格者だからオカマ」と認識される迄となっている。
まあオカマからガチ告白をされた経験もあり、ホモ雑誌編集長から直々に「グラビアを飾って欲しい」と懇願され、慇懃に断った所、「コレでドヤ!?」と編集長がイキナリ脱ぎ出したと言うトラウマを引きずるこの私かとぅからしても、今回のカミングアウトは中々の衝撃ではあった。
カミングアウトした本人は良いだろう。
是迄辛い想いを抱えて生きて来た呪縛や夫婦生活から解放され、今後は好みの男性と白日堂々とデート出来るのだ。
しかし、そんな告白を受けた妻や子は、今後どうなっていくのだろうか?
pecoは「こうして今 生きて、勇気を振り絞ってわたしに打ち明けてくれたことに、ありがとうの気持ちでいっぱいなのです」とインスタグラムに綴っている訳で、正直頭が下がる想いでいる。
コレが愛と言うモノか?
よもやpecoから愛を知るとは思わなかった。
偉大過ぎるし、最早偉人か何かの類であろう。
いや、pecoアッパレである。
2014年発売のシングル「ぺこ音頭」も、良いモノだ。
かとぅ