副業として「ゲーム実況動画」をYouTubeに投稿して100万円以上の収益を得ていた消防士が処分された。
地方公務員法違反で減給10分の1.1か月の懲戒処分を受けたのは和歌山北消防署に勤務する33歳の消防士長。和歌山市消防局によりますと、消防士長は2020年12月~2021年10月までの間にYouTubeに動画を投稿して、約115万円の広告収入を得ていたということ。
消防士長のYouTubeチャンネルには、いわゆる「ゲーム実況動画」が314本投稿されていて、再生回数はのべ227万回に上るということ。
2021年10月に「消防士がYouTubeで副業をしている」と和歌山市に匿名で通報があり問題が発覚。消防士長は聞き取りに対して「副業に当たらないと思った」「認識が甘かった」などと話しているということ。
コロナ禍に於いて、職を失ったり、失業までは無くとも休業を余儀なくされた方々も多かっただろう。
ポッカリと空いてしまった膨大な時間を前に、副業や趣味を活かした取り組みを始めた方々もいた筈だ。
私自身はその様な状況にまで至らなかったが、それでも是迄とは違う何かを起こさなければ、と言う危機感や焦燥感は持っていたと思う。
実に遅ればせながらではあるが、このコロナ禍に於いて自分のバンドでイベントを行わせて頂いたし、挑戦する機会を頂き、ユーチューバーとしてデビューさせて頂いたのも、嬉しい誤算であった。
まあ、正直な所、コロナ以前と変わらぬ生活が出来ているという事が、最大の僥倖と言えよう。
この2年で失われたモノの大きさを実感すると同時に、日常を維持する事の大変さを我々は痛いほど思い知った2年間であった。
さて、前段はこの程度として、私の敬愛する「考察系ユーチューバー」ことキリン氏の年収が著書内で発表されていた。
詳細は各自書籍を購入し確認頂きたい所だが、正直トンデモ無い額を稼がれている。
世界に広がる都市伝説や、UMA、怪奇現象、歴史上のヤバい実験にヤベー奴、風俗文化、風習など、様々な胡散臭い情報を紹介するかに見せかけて、軽妙な口上にて”独りエロ漫談”を繰り広げるスタイルがどうにもシンパシーを感じてしまうこの私かとぅであるが、私クラスのヒューマンステージとは全く比較にならぬ御仁である。
何せ、このキリン氏、今調べた所、そのチャンネル登録者数は何と184万人、日本ランキング128位と国内トップクラスユーチューバーである。
いや、100均のキリンマスクを被り、自らを「秘密結社ヤる皆ティーGM、世界DT、SCP-45451919-jp,、NHK会長、ヤる皆教教祖、MMR調査班リーダー木林、テクノブレイカー、小林カウのソフレ」と名乗り、この私かとぅをして「息をするように下ネタを言う」と評する、「SEXERの鏡」ことキリン氏が、此処までの地位を築かれているとは、我が12年にも渡る、世界の大統領兼宇宙政府上級執行官かつ、精神的貴族、正真正銘の紳士としての活動が無駄ではなかったと、非常に喜ばしい思いでいる。
…悔しいデスゥゥゥゥ~!
まあ、賢明なる我がブログ読者諸氏に至っては、既にご存じの事であろうが、正直な話、ユーチューバーに対する嫌悪しか無かったこの私が、諸手を挙げて絶賛する「キリン考察系YouTuber」、是非ご覧頂きたい。
キリン【考察系youtuber】
https://www.youtube.com/channel/UCZ6AXSKWO2AIi5RkSRlPP2A
ユーチューバー第一次選考開始 vs キリン【考察系youtuber】
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12637292498.html
今回副業として「ゲーム実況動画」をYouTubeに投稿して収益を得ていた消防士の報道を知り、2つの点が気になった。
1つは収益に関してである。
結果的には地方公務員法違反で懲戒処分されたが、10ヶ月程度で約115万円の広告収入を得ていたと言うのだから凄い。
月にならせば11万程度のになるのだから、副業と言うにはデカすぎる収入であろう。
本人と見做されるチャンネルを調べてみると2020年12月からスタートして2年で登録者数2.02万人と、爆発的な伸びを誇る人気チャンネルである。
まあ、キリンクラスのトップランカーとは比較にならないが、だからこそユーチューバーの収益性の高さが際立つと言えよう。
何せ、好きなゲームのプレイ動画を公開し、2万人の登録者に日々閲覧されれば、月11万円程度の収入になるのだ。
子供がユーチューバーを目指すのも十分理解出来る。
YouTubeに於ける収益化の条件は2つある。
・チャンネル登録者数1000人以上である事
・過去1年間の総再生時間4000時間以上である事
コレを果たしているチャンネルは全体の10%~15%との事で、思いの外高く感じる。
YouTube自体が普遍化して来た事も有るし、最早若者はテレビを観ないので必然的にYouTube登録数や視聴数も上がっているのだろう。
動画再生1000回 (CPM) あたり約400円~600円程度の収入が見込めるとの事だが、実際には参入障壁が低いだけに、これだけの収入を挙げられるのはごく一部のユーチューバーであろう。
今回懲戒処分を受けた消防士長は、稀有な人気ユーチューバーであったのだ。
そしてもう1つは身バレに関してである。
此処迄急激に人気になってしまった消防士長だが、基本的にゲームプレイ動画であり、当然ながら動画内で顔は出していないので、身バレは起きにくいと思う。
だが、収益化など夢のまた夢の駆け出しの頃に、知人や同僚に「俺、YouTubeヤッてるんだよね~」などと、軽い気持ちで伝えたのだろう。
それがあれよあれよと人気チャンネルになり、広告収入が入るに従い、引くに引けなくなってしまったのだろう。
「消防士がYouTubeで副業をしている」と和歌山市に匿名で通報があり問題が発覚したと言うのは、恐らく非常に近い存在からの通報だ。
副業が地方公務員法違反であろうとなかろうと、こうなると本業への影響が大き過ぎる訳で本末転倒の結果となってしまった。
しかし、現段階でもチャンネルは公開中である事から、恐らく本人は消防士の職を辞し、ユーチューバーとして本腰を入れて行くつもりなのであろう。
この辺りの火消し手腕には、流石は元消防士と言わざるを得まい。
かとぅ