JOC森喜朗会長辞任 vs 「最後の切り札」起用のかとぅ | katoo the world

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東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が辞任する意向を固め、後任として起用の最終調整に入っている日本サッカー協会(JFA)相談役の川淵三郎氏(84)が千葉県内の自宅前で取材に応じ、正式に会長に就任した後には、森氏に「相談役」就任を要請する意向を明らかにした。

森氏は組織委の理事、評議員、幹事による合同懇談会で表明する見通し。

「女性蔑視」と言われる問題発言を受けて、JOC森喜朗会長の辞任が決定した。

私個人としては今回の問題の発端である「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と言う発言が、即ち女性蔑視とは言えないと感じている。

事実的に「多くの女性が参加する会議が、男性ばかりの会議よりも時間が掛かった」と言う事であれば、ソレは事実を述べたに過ぎない。

ただ、「男性ばかりの会議は忖度が有るが、女性にはその辺りの機微が分からない」と言う発言となると、雲行きは怪しくなるが、「ゆりやんレトリィバァはデブカワイイからスリムブスになった」と言うのは公的な事実であるから、ソレについて「女性蔑視だ!」とか、「暴言を撤回しろ!」とか、「賛成の!反対は!反対~!」とか言われるのは、些か心外である。

スマートフォン「Glaxy」の発表会に現れたショートカット黒服スタイリッシュなモデル系ブスに「どっから連れて来たこのブス」と驚いたら、何と痩せたゆりやんであった事に更に驚いた。

もうホント、金輪際この様な愚かは止めて頂きたい。
アメリカ国旗調の変な水着でブルンブルンしていた、全盛期のゆりやんを返してくれ!

人としてのアウトさ vs ハイパーオリンピック
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だから、今回の失言が是程大きな問題になるとは考えていなかった。

「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と言う発言の真意に、仮に「女性は面倒臭い」と言う森喜朗の考えがあったとしても、ソレが即ち女性蔑視とはならないと考えるし、私とて女性の面倒臭さを痛感する日々である。

ともかくもう女性はコリゴリだ、放っておいてくれ!

「ストイックしたい。あー、ストイックしたい…」と、日々日頃から呟いてしまうMr.ストイックたるこの私かとぅ。

そんな私の切なる願いを理解して頂けるのであれば、世の麗しき淑女の方々は、どうか私を放っておいて頂きたい。
週2日程度でも構わんので、何卒お願い奉り、畏み畏み申す。

そして、「女性は面倒臭い」と言う事実を否定すると言うのが「ジェンダーフリー」と言うならば、「ジェンダーフリー」こそが自由な思想を縛る害悪であると、私は考える。

しかし、ソレをJOC臨時評議員会での会見で発言したのは、また別の問題であり、やはり森喜朗は大愚と断罪せねばなるまい。

確かに会議が長くなり、会見時間が押して記者の方々への労いや場を和らげる為のリップサービスでの発言かも知れない。

私を含め、政治家と言うモノはサービス精神が些か旺盛過ぎる傾向にあり、遅刻の謝罪も含めてこの様な発言になったのだろうが、東京五輪開催について世論的に16%の支持しか集められない苦境に於いて、民意を敵に回す様な発言は厳に慎むべきである。

まあ、ソレが出来ない森喜朗の「人としてのアウトさ」こそが、彼の特性であり、ソレにより東京五輪開催は未だ首の皮一枚で繋がっているのだろう。
人としてアウトであっても、政治家としては辣腕なのだろう。

2001年、歴代内閣で最低の支持率7%を叩き出した森喜朗。
今回の騒動からも、そんな悪しき伝説を一切顧みぬ「人としてのアウトさ」の健在振りに、最早畏怖の念すら感じる。

決して褒められたモノでは無いが、批判など諸ともしないマインドタフネスに学ぶべき所が有るかも知れないし、全く無いかも知れない。

まあ、世界の大統領たるこの私、かとぅから見ても、総理在任中から失言しか印象に無いし、今回の件で辞任は止むなきではあるが、森喜朗君には是迄の政治家としての功績を讃え、速やかに御退席願いたい。

だが、後任に日本サッカー協会(JFA)相談役の川淵三郎氏(84)が就いたと言うのには、もう何と言うか、「コレはもうアカン…」と、久々に肩を落とした。

何も変わっていないし、同様に「人としてのアウトさ」際立つ川淵三郎が後任になると言う事は、JOCは「女性蔑視」を想定させる発言という、今回の問題の本質を丸で理解していないと言う事である。

日本的と言うべきか、旧世代的と言うべきか…。

よりによって、其処に此れを出すか?
「ゆりやんレトリィバァ」をチェンジしたら、「ガンバレルーヤよしこ」が来た様なモノでは無いか?

いや、ソレはソレで興奮するし、女性など裏返せば大体同じなのだが、今回の件は実に嘆かわしい顛末である。

そんな中、森喜朗の辞任は免れない状況下で、私が想定していた後任は、元マラソン選手である増田明美(57)であった。

大阪芸術大学芸術学部教養課程教授であり、スポーツジャーナリスト・スポーツライター・レース解説者・タレント・ナレーターなどで活動中の彼女。

現場に裏打ちされ、徹底的に選手に向き合うその姿勢から現役選手からも”お母さん”と慕われ、近々ではワイドショーに於けるコスプレの数々でも話題だ。

中でもTBS系「有吉・マツコの怒り新党」で特集された、「増田明美の3大名実況」には唸った。

・陸上競技、マラソン選手選手の紹介の時には、実家の家業や5人姉妹の2番目であるという情報を伝え、取材力を魅せつけた。

・後方から追い上げてきた選手の好きな食べ物や、趣味など細かい情報を披露した。

・義理の母親とのやりとりや、選手の恋愛事情まで把握していた。
結婚のきっかけはミュージシャンに紹介してもらったことで、交際3ヶ月のスピード婚だったと伝えた。

・三つ子の選手については、1cmずつその身長が違う、といった情報や、選手がヒップホップを趣味でやっている等の情報が披露された。

「怒り新党」が放送された直後の2013年1月27日、大阪国際マラソンが行われたが、名実況と話題が集まる中で「なので、すでに小﨑まりさん、先頭を走っているけれども、今日も1歳6ヶ月の学叶くんに母乳をあげてからの出場なので。ママさん頑張ってる!」なるコメントのポテンシャルに、ファンは沸いた。

勿論、増田明美の他にも後任の目星は着けてはいたが、同じく元マラソン選手の高橋尚子では些か政治的経験が薄く、有森裕子は旦那であるガブリエルが元ゲイと言う事でジェンダーフリーに大きく寄与するが、ガブちゃんの「I was GAY」なる名言が飛び出した涙の記者会見は些か気の毒だったし、野口みずきは地味で話題性に欠け、やはり増田明美の総合力は圧倒的と言わざるを得ない。

少なくとも森喜朗の後任には、女性代表を配さなければならない事だけは必要最低限だと考えていたのだが、ソレがよりにもよって「老害」と揶揄される森喜朗より年上で、同様に「ジェンダーフリー」など一切関知しないであろう川淵三郎とは…。

まあ今後は、表立っての発言は厳しく精査されるであろうから、失言問題は起きないモノと期待するが、国際社会に於けるジェンダー後進国として、改めて日本は悪名を流布する事となってしまった。

世界各国の男女平等の度合いをランキングした2019年の「ジェンダー・ギャップ指数」に於いて、調査対象153カ国のうち、日本は121位と前年(110位)から順位を落とし、過去最低となった。
女性の政治参画の遅れが響き、先進国では最低水準となっている。

その汚名返上に於いて、今回の森喜朗辞任~後任就任は怪我の功名として大きなチャンスになるとも感じていたのだが、私の想いは丸で届かなかった様だ。

更には代表辞任後の森喜朗は、川淵三郎の要望から相談役に就任するとの情報もあり、やはり「コレはもうアカン…」と言わざるを得ない。

此処まで追い込まれた状況になると、さしもの増田明美でも修復は厳しいだろう。

となると、世界の大統領たるこの私かとぅとしても、「影のトップ」、「最後の切り札」、「世界一の探偵」と称される人材を起用せねばなるまい。

全世界に向けて高らかに紹介しよう。

その名も、松野明美!

松本人志プレゼンツ「女子メンタル」に於いて、浜口京子と並び「スポーツ女子の狂気」を世に突き付けた松野明美は、新たなお笑いを発明したのかも知れない。

世界よ、コレが日本だ。

かとぅ