日夜公務に追われる私。
癒しの時と言えば、深夜にビールを飲みながら観るマツコ・デラックスの番組位のモノである。
取り分け「マツコの知らない世界」が私のフェイバリットであるが、中でも未確認生物映像(UMA)コーディネーターである山口敏太郎が、巨大な市場となっている「UMAビジネス」の実情を紹介した回の衝撃たるや無かった。
先ず、無知かつ愚かなる私はUMAが巨大市場となっている事実を存じ上げ無かった。
元祖UMAと名高いネッシーだが、ネス湖のあるスコットランドにおける経済効果は推定3500億円以上だと言うのだ。
80年以上前に撮影されたあの写真により、未だに年間100万人の観光客が訪れ、毎年45億円の経済効果があるとの情報もある。
代表的なUMA「ビッグフット」の姿を収めたとされる動画の使用料金は1回30万円以上。
他にも…
・2014年ロシア「壁をよじ登る巨大クモ男」
使用料12000円
・2013年イギリス「突如現れた空飛ぶドラゴン」
使用料72000円
・2011年アメリカ「深夜に現れる白い妖精ナイトクローラー」
使用料36000円
・2012年アイスランド「ラーガルフリョゥトルムリン」
使用料6500円
・2000年アメリカ「スカンクエイプ」
使用料0円
最近では世界各国でUMAが“ご当地キャラ”の様に乱立し、その数、実に900種類以上。
そんな中、日本だけで300種類近くのUMAが存在するというのだから、流石は八百万の神の国と言われるだけはある。
賢明なる日本人はいち早くUMAビジネスに取り組んでいたのであった。
つちのこを捕まえて1億円。
存在の真偽は兎も角、宝くじを買うより、案外イケるんじゃ無いだろうか?
捕まらなくても、そもそもいなくても、ソコに夢があれば、この殺伐とした時代には十分の価値だと言えよう。
私も、私のつちのこを探しに行くとしよう。
五反田駅北口あたりをウロついていたら、妙齢のつちのこが見つかりそうではある。
かとぅ