名画『男と女』を観て
「なんだこのダバダバ歌う音楽は!」
「フランスの大人の恋愛って!」
20代だった私はとても大きな影響受けました。
だからその頃に出したエッセイ本“ほんわかで行こう”の撮影では、フランスのドーヴィル(男と女の舞台)をリクエストしたし、アヌク・エーメ気分でトレンチコート着たり、ボーダーT着たり
そりゃもう、かぶれました
それから数十年の間に
「男と女」の音楽をフランシス・レイと一緒に作ったピエール・バルーさんにインタビューしたり、
バルーさんが運営していた渋谷のライブハウスで、デビュー20周年ライブをさせてもらったり、
しがみつきましたよ、たっぷり。
そして昨日、フランシス・レイ作品の音楽が
オーケストラで聴けると国際フォーラムへ。
会場は見事に満席、
ステージの照明が落ちて演奏スタートしたら、
美しい音がずっと。
映像の中で鳴っていた音が
幾十にも重なって、たっぷりのうっとり。
「この映画の!」「まだ観てないけど」
知ってるメロディがたくさんで、
一音も逃さず楽しむことが出来ました。
さらにはこのコンサートをオーガナイズされた方が、留学時代にボビー・ラポワントのトリビュートアルバムの中でカバーを歌わせてくれた、
フランスの恩人、ムッシュ ティエリー!
およそ20年ぶりの再会ーとご挨拶したあと
会場を出たら、
まさかの「男と女」の監督、クロード・ルルーシュ氏!
夢のような一夜すぎる
20代の私へ。
周りに何を言われても、好きを掘ってて良かったね。
50代になってこんな幸せを感じる日が迎えられるとは、その時のあなたのおかげです
フランシス・レイコンサートは、
今夜の仙台のあと、名古屋大阪と続くそう。
こんな機会はまたすぐにはないと思うので、迷われてる方はぜひです!
さて明日水曜深夜0時58分からは
TBS「ふるさとの未来」
ミシン界の革命的企業をご紹介第二弾です、
リアル放送、もしくはTVerにて
お付き合いいただけたら嬉しいです!
そう、
昔リリースしたアルバム『la fraise』の中にも
「男と女」と題した歌詞を書きました。
しつこいけど本当、好きだったんだー
ダバダバ、スキャットもやったよね〜