昨日の「よじごじDays」生放送に
お付き合い頂いた方、ありがとうございました。
地元三重で見つける“歌川広重”の世界、
楽しい発見があって、次の帰省が楽しみになりました、母を誘ってお出掛けですニコニコ

そんなテレビ東京に、20代の初めに長らくお世話になっていた番組があります。
『スーパーマリオスタジアム』
こちらは、任天堂のゲームを使って、みんなで遊ぼう!と言う内容で、
小学生の参加者や様々なタレントさんが
日曜日のスタジオに集合、
和気あいあいと収録していました。

私はアシスタント。
ちなみにアシスタントになったきっかけは、
ゲストとして招かれた時、
「ヨッシーのクッキー」というソフトで対戦した小学生君から勝利を得て、本気で喜んだから。
「嬉しそうな顔してたもんなー、紀子」
そう面白そうに笑ってくれたのは、
番組の司会者である、渡辺徹さんでした。

セット裏にスタンバイすると
ゲストの方々にお声かけして、
いとも簡単に和やかな空気を作ってくださり。

現場スタッフの名前を覚え、
その方々のお仕事にいつも感謝の言葉を添えて。

「お弁当、今日は二つ食べちゃってさ」
お腹をなでながらにんまり。

「アズ スーン アズ、
なんとかをするやいなや」突然の英語に
子供達はキョトーン。

番組の忘年会では「約束」を
聴かせて下さることもありました。

2010年、12月には
スーパーマリオ25周年記念として特番復活!
当時と同じよう、徹さんの小さなイタズラを
交わしながら、
隣でクイズを出題出来たのも楽しかったし、
当時携わってくださっていた
プロデューサーさんからディレクターさん、音声さんに照明さん、メイクさんまでが(別の職種や引退なさっていた方までも)スタジオに集まり、
「どうだっけ?なんだっけ?」と笑いながら
その時の温度感を大切にして復活させようとしたのは、長らく番組を支えて来られた、
徹さんへの恩返しに近かったように思います。

とにかく子供達にはもちろん、誰からも
愛される、温かな方。

つい先日は
徹さんにお願いしたいことがあって
インスタにDMしようと思ってたんですよ。
でもお芝居の本番中だと、遠慮しちゃいました。

訃報が届き、当時の徹さんに付いてらした
スタッフさんとやりとり。
お互いまだ受け入れ難く、淋しさが
癒えた訳ではありませんが、
ご家族のコメントも拝読し、
私の中にある想いを綴る事に決めました。


「マリオ」のスタジオ収録に参加してくれていた

子供達の中には、

今や日本を代表するアイドルや女優さんも

いるんですよねー、徹さん。



そんなみんなや私達と出会ってくださって

本当にありがとうございました。

頂いた笑顔と優しさを忘れずに

過ごして行こうと思います。


どうか近くで、見守っていてください。


紀子