今月もまた、美味しい味の扉を開きに
アーバンママのお料理レッスンへ行ってきました。


この日のメニューはタイ料理のあれこれ!
とにかく簡単に出来そう!と思わせてくれながらも、実は練りに練られた高度な技術とレシピにうなりながら、「現地でしか味わえないんじゃないか」な味を学ぶ会。


普段、滅多にしない揚げ物だってやりたくなるレシピ万歳!


「やっぱりタイに行きたくなるねー」
毎回のことながら試食を終えてお腹をさすりながらこんな感想。
にしても、ママみたいな味の伝道師がいてくれて
本当に嬉しいしありがたいです。

お家に帰り
こんな美味しい話を夫にした矢先、
アンナ・カリーナの訃報が耳に。

20代前半、60年代のフランス音楽、映画にどっぷりとハマり、何のどれをみてもズブズブと刺さる刺激しかなかったのですが、
その中でみた『気狂いピエロ』は、
これまで観てきたどの映画よりもシュっとスタイリッシュで理不尽で素敵で。

ゴダール、
アンナカリーナ、
ゲンスブール、
質感、衣装、音楽、好きしかないリスペクト。
(さらにこの間、映画『アンナ』のデジタルリマスターを涙ながらに見たばかりだと言うのに)


アンナ・カリーナとの話もこの本で綴ってました。

私もいつしか大人になり、
人には平等に命が与えられてることを自然に学びつつも、好きな人や大切な人が突然天に召されるリアルな現実をいつになっても想像、受け入れを未だ易々と出来る訳なく。 

現実逃避的、いつものようにフランスのラジオをネットで聴いてアンナ・カリーナ情報をもらえるだけ手にしようと思ってます。

毎日が毎日、色々なことが起こりすぎですが
後悔のないようにだけ過ごしつつ


『アンナ』Tシャツを着て、アンナのアルバムを聴いて、旅立ちを見送りたいと思います。
天国でゆっくり過ごしてくださいね、
アンナ・カリーナ、ありがとう。