こんなに美しい空間があるなんて
こんなに丁寧なお仕事があるなんて
こんなに美味しいが続くだなんて
興奮 感動 尊敬 お腹しあわせ。
先日、贅沢すぎる時間を八雲茶寮さんにて
過ごさせて頂きました。

そもそもガラス作家のお友達夫婦が
「うちが作ったお皿を使ってもらってたり
展示させてもらったご縁があって」と
お食事行くなら私達夫婦も一緒に!と誘ってもらったのだけど
前知識ゼロで伺ったので
いちいちのいちいちにソワソワキョロキョロ。

重湯から始まって
カボチャと小豆のおはぎ
伊勢海老の殻から取ったお出汁を使った
カブのお椀


(畑のカブもこんなに丁寧に調理してあげなきゃだ…)


クエのお刺身(人生初)が乗ったお皿も
素敵すぎ。

一品づつ「このお料理にはこちらのお酒を」とそれぞれのペアリングを楽しんでいると


お友達作品器登場!
私だったら無遠慮に梨剥いたのを載せちゃいそうなのに、ナス、ハス、柿がねっとりさっぱり美しいお味。


美味し過ぎる旅が続き
(もうお料理名のメモを取り忘れるくらいウットリしてきた頃)


数種類のキノコと牛肉のすき焼き。
食べる前から美味しい!と悟り
こうなりゃ白米もお口に添えたい!と願ったら


赤味噌汁と新米が。
今頂いているエネルギー、無駄にすることなくどこかの何かにきちんと使います!と心に。
(途中二回、お箸の素材が変わるという演出もまた学び)

食事の最後には、
お部屋を移動して、目の前で作って下さる和菓子とお抹茶。
和食がユネスコ無形文化遺産に登録…ってニュースは記憶していたけど、
ようやくその意味と事実のピントが合いました。

そして寝て起きただけなのに
悲しいかな翌日にはまたお腹が空いて


馴染みの味。
結果、昨夜の技は何一つ盗んでないまま帰ってきたようですチュー
(栗と新米のコラボようやく食べられた)
これまでに得た情報の蓄積がいつか形になって表に出るはずと信じ、
まずは明日のロケ目的地へ一人、
移動しようと思います。


そしてまたまた台風のニュース、
今度こそ大きな被害が出ませんようと心から。