書きたいこといっぱい(笑)
昨日(11/19)はテーブルマークこども大会に出場しました。
ブロック対局の結果は、長男も次男も1勝2敗で予選敗退。
対局中は、私が長男を、妻が次男の対局を見守りました。
長男の1局目は、序盤~中盤で早くもお相手に圧倒され、厳しい将棋となりました。
のちに長男が言うことには「めちゃくちゃ強かった」とのこと。
しかし長男は苦しいながらも粘ります。
やがて対局時計が置かれましたが、それでも決着がつきません。
第一局目終了の太鼓が鳴りましたが、それでも終わらず対局が続けられました。
周りを見回しても対局しているのは長男達だけです。
最終盤は長男が鋭く反撃。寄せに入り、そのあたりから一手0.5秒くらいの超早指しの応酬となりました。
長男が怒涛の攻めを見せて、私も少し離れたところから見ていて「勝った!」と思ったのですが、長男が指したところで、急にお相手の子がズバっと挙手し「勝ちました」の合図。
え?もしかして王手見逃し?とも思いましたがよくわかりません。
(あとで長男に聞いたところ「時間切れ負け」とのことでした。「あと10秒あれば勝ってた」とのことですが、負けは負けです。ちなみに、お相手の子は、長男が対局時計押し忘れた時にも「押してないよ」と手で促してくれて、とても優しい子でした)
対局後、長男は会場のどこかに消え、第二局目開始の時に戻ってきましたが、悔しさに顔を歪ませ、涙目で、思いっきり敗戦を引きずっている様子でした。
しかし第2局は始まってみると序盤からキレッキレで中盤には大駒コンプして優勢。
これは勝てるかと思いましたが、寄せの段階で雑に大駒を切りまくって逆転負け。
1局目とうってかわって、なんだかカッコ悪い将棋でした。
三局目は勝てたようですが・・・、一局目が良い将棋だっただけに二局目が残念な結果となりましたね。
次男のほうは、1局目は勝ち。2局目は次男には珍しく長時間の対局となり、対局時計を置かれる展開となりましたが惜しくも負け。妻からは「一生懸命考えて指していたよ」との評価でした。
3局目も負けて1勝2敗という結果に終わり、こちらも最後は悔し泣き。
ブロック対局が終わると、長男は妻と一緒にイベントブースを回ったり、詰将棋クイズに参加したりしていました。
昨年の詰将棋クイズでは、息子たちは「ハイ!ハイ!」と元気よく手を挙げていましたが、一度も指されず悔し涙をのんだので(笑)、今年は長男に真っ赤なジャンパーを着せて挑ませました。
そのほうが、指す側にしても「そこの赤いジャンパーの子」と指しやすいかな?という妻が考えた作戦です。
そしてその作戦が大成功し、長男は5手詰めクイズで指してもらえて、ステージ上で答えて見事正解!
佐藤康光九段から駒消しゴムをいただけたようです!
良かったね!長男君🎉
更に長男は指導対局抽選にも当たっていたので、奨励会員の方に指導対局もしていただきました。
その後は時間いっぱいまでフリー対局を楽しみ、結果は4戦全勝。
長男は昨年のフリー対局で全駒コンプできていたので、駒消しゴムへの執着はそれほどなく、代わりにイベントをたくさん楽しめて大満足のご様子でした。
一方次男はブロック対局が終わった後、ロールケーキ試食の列に並んでいましたが、フリー対局開始のアナウンスが流れると列を抜け出して、フリー対局会場へ。
甘いものより対局を選ぶとは、ちょっと驚きました(笑)
昨年果たせなかった全駒コンプを目指すようです。
次男も時間いっぱいまでフリー対局を楽しみ、結果は7勝5敗と、見事全駒コンプを達成しました。
おめでとう!次男君👏
そして、次のお楽しみはJTプロ公式戦の決勝です。
藤井聡太JT杯覇者と糸谷哲郎八段の対局という好カード。
藤井聡太先生の「飛翔」の扇子と、糸谷先生の「奇想天外」の扇子を持って応援しました。
さて、昨日のイベント中、私自身は、色々な親将さんとお話させていただき、大変楽しく過ごせました。
クラブ会員さんの保護者様とのお話では、「落ち込む息子にどう声を掛けたらよいか」というテーマにもなりました。
私もそうでしたが、必ずぶつかる壁ですよね。
その親御さんは、今回が息子さんにとって初めての大会ということもあり、真摯に色々考えておられました。
でも、息子さんのことをすごく真剣に考えていて、だからこそ「きっと大丈夫」という頼もしさも感じます。
私はいまだに上手くできませんから(苦笑)
それから、ブロック戦で負けて落ち込む長男を励まして、お菓子をくれたK君、本当にありがとう。
子ども同士の素敵なふれあい、思い返すたびに心が温かくなります。
長男はすごく勇気づけられたみたいで、お菓子の包み紙をその日一日、帰りの電車の中でも大事に持っていました。
他にも、息子が通う教室の子の親御さんや、色々な方とお話できました。
改めて「息子さんは何がきっかけで将棋を始めたのか」というお話ができたり、新しい発見もあったり、私自身も勉強になることばかり。
将棋歴を重ねるごとに、会場等でお話しできる方が増えるというのは本当に嬉しいことです。
現場でお世話になった皆様に、改めてお礼申し上げます。