たまに書く普通のブログ | 加藤直の『直情モノローグ』

加藤直の『直情モノローグ』

エンターテイメントユニットMK-Ⅱ 加藤直のブログ

 

どうも。


加藤直です。





このブログも最近はほとんどBarの予約ブログと化してますが、たまには普通のブログも書こうかと。


11月ももう末ですが、今月は個人的にもバタバタしてました。


レギュラーのラジオ番組をして、


MK-Ⅱとしてお祭りでパフォーマンスしたり、


バイクイベントのMCをしたり、


ナレーションのお仕事もいくつかいただき、


月に一度のBarも無事開催でき、


森さんのうどんイベントに参加したり、


MK-Ⅱのグッズを販売したり、


着物コンテストの司会をしたりしてました。


いろいろと活動が出来ていることは本当にありがたいことなのですが、ここでひとつ思うのが「本当にやりたいことができているのか?」という点ですね。


もちろん、上に挙げたお仕事はどれも楽しく取り組んでいますよ。


ただ、ほかにもやりたいことはあるんですよ。





今年に入ってから、オリエンタルラジオの中田敦彦さんのYouTubeチャンネルに激ハマりしておりまして。


お笑いのことはもちろん政治のことや世界史、幅広いジャンルの動画を公開されています。


そして、YouTubeでご自身がやりたい番組というのをバンバンやられているわけですよ。


もちろん最初から出来たわけではなく、努力を積み上げた結果だとご本人も話されています。


純粋に「めちゃめちゃかっこいいな〜」って思ったんですよね。


それと同時に、「自分はどうだろうか?」と「本当にやりたいことができているか?」と考えたんですね。


私の職業は「俳優」です。


ただ、そのほかにもいろんなことをしているので周囲からは「タレント」という扱いを受けることが多いです。
※もちろんローカルタレントという意味ですよ!!畏れ多い!!


でも、俳優ということですから舞台や映像作品に携わってなんぼって話なんですよ。


じゃあそれができているのか?





自分がやりたいこと、それは「舞台」。


そして、おそらくファンの方が一番心待ちにしていることも「舞台」なんですよね。


たぶんですけど。


なので、そこがバチッと噛み合ってるわけなのでこれはもうやるしかないわけですよ。


そもそも、何もつい最近思ったことでもなんでもないんですけどね。


独立した時からずっと言い続けているのは、劇団を作るということ。


「一体いつになったら作るんだよ?」


そう思われても仕方がない程度には時間がかかってしまっているわけですけども。


そこでようやく少し動いたのが今年の9月に開催されたマエカブ演劇フェスティバル、通常「カブフェス」でのことです。


私は個人の企画として仲間を集めて参加しました。


それが「演劇企画チクタクノイズ」です。


今のところは劇団のように誰かを囲ったりするわけでもなく、その都度作品毎に出演を呼び掛けてお芝居をするというスタンスです。


ただ、


何となくおわかりかとは思いますが、これはあくまでもステップなんです。


段差が大きいと登れない、そんな時にはステップが大活躍しますよね。


そうなんです、「演劇企画チクタクノイズ」を「演劇集団チクタクノイズ」にするのが目標なんです。


なので、とても小さいことかもしれませんが少し前進し始めることができたんじゃないかなと思っています。


ところで、


カブフェスは25分程度の作品という制限があるので、私としては短い時間でも威力を発揮しやすいコント寄りの作品作りをしてしまう傾向があります。


ただ、実は得意としているものは真逆なんです。


・60分〜90分程度のシナリオ

・できれば出演人数は10人以上

・シリアスな内容


これなんですよ。


これが本来の加藤直なんですよ。


だからこれをやりたい。


これをやらなければいけない。


それは自分のためにも、私の作品を好きだと言ってくださる方のためにも。





ある程度の規模になると当然一人ではできませんよね。


MK-Ⅱで一緒にやっている森さんをはじめ、いろんな仲間を集めないといけません。


なので、日々仲間を集めるという意識をもって人と積極的に接しています。


これ、冷静に考えたら不思議なことなんですよ。


10代の頃とか、私は人付き合いがめちゃめちゃ苦手というか避けていた部分があるんですよ。


人生において、いかに関わる人を少なくできるかみたいなとこがありましたからね。


ただ、今は苦手意識もそこまでないです。


むしろ、たぶんですけど客観的に見て人付き合いは比較的得意な方なんだと思います。


知らず知らずの内に社交性を身に付けていたわけです、知らんけど。


そして、だんだんと仲間候補の方も増えてきたんじゃないかなぁと勝手に思ってます。


あ、これは私が勝手にそう思ってるだけです。


とまぁ、人材的な部分が少し解消されつつあるなかで次の課題となるのが場所です。


稽古場、そして公演をする劇場ですね。


活動するというのは、なんにしてもお金がかかるわけですよ。


「よっしゃやるぞ!とにかくやれやれー!」で始めたことが、「やべぇ!ぜんぜんあかんかった!」ともなれば次に繋がりませんからね。


私の目標は「芝居をすること」ではなく「芝居をし続けること」ですから、そのあたりはしっかりと現実を見据えてやらねばなりません。


ただ、じっくり考えているだけで何も行動していなかったらそれはそれで意味ないですよね。


なので今の自分にできる規模で何かカタチにしていきたいなぁと改めて思ったわけです。





「俳優」と言いつつ、


実際にはほかの色々なお仕事をして生きているわけですけど、それらも巡り巡って俳優加藤直のためになっていくんじゃないかなとも思っています。


経験やそこで出会った人であったり、自身のネームバリューを高めることであったり。


いろんな方向に散らばっている線を、最終的にきちんと束ねて一本の加藤直というものにしていけたらそれは最高ですよね。


なんかあれです、パスタみたいなイメージです。


あ、でもパスタは最終的に束がまた散らばるのでやっぱ違いますね。


パスタおいしいですよね。


ではまた次回のブログで!