何年ぶりかに某眼科へ受診に。
数日前にホームページをみると予約制になっていたのだけどウェブで簡単に予約ができた。

予約優先ということなので完全予約ではないけど待ち時間は少し軽減できそうなのでいいなと思い、来院。

診察待ちの患者さんの行列が廊下までのびている。

受付をすませて待っていたけどその間にもどんどん患者さんはやってくる。

待合室を見ると、どうやら予約なしの高齢者がほとんど。

診察待ちの高齢男性が
「これ、いつまで待たなきゃならんの?もう1時間半もまっているんだけどよ」
と受付に催促に。

さすがに1時間半待ちは一言言いたくなる気持ちがわかるわ、と思いつつ、受付のスタッフはよくあることのように

「予約の方が優先なんです」と涼しく回答。

おじいさんも応戦

「予約ったって、そんなの今まで何年も通ってるけど聞いたことないってよ」

「はい、予約の方が優先なんですよ」

と、涼しくいなす。

たしかにホームページをみたりする年代でもないし、受付横に貼ってある予約フォームのQRコードを読み込むという文化が定着しているとは思えないので、目に入ってもきっと素通りであろう。(もちろん電話予約もある)

おじいさん
「まだかかるの?もう1時間半も待ってんだからよ」

「そうですね。予約の方が優先なので、まだかかりますね。別の時間に予約取りますか?」

「別の時間って簡単に言うけどさ、こっちは遠くから来てんだよ。※ ◯◯(地名)からさ。」
(※地下鉄2駅ほど)

高齢の方にとってはなかなかしんどいことなのは想像つく。

結局おじいさんは「このまま待つ」という選択肢以外ないということを最初から見透かしているかのようなスタッフさん、終始穏やかに(いや半分機械のように)「予約の方優先」を繰り返す。

おじいさんも順番早くしろなどの理不尽な事をいうわけではないのだが、どうしても1時間半の待ち時間を吐き出したかったのだろう。

いやむしろ、自分より後に来た予約者に次々診察順番抜かされてよく1時間半黙っていたものだと関心する。

おじいさん黙って元いた場所に戻り、隣に座っているおばあさんに
「1時間半も待たされてよぉ・・・」と愚痴ると、すかさずおばあさん

「私は※⬜︎⬜︎(地名)からなの」
(※おじいさんよりはるかに遠くそして不便)

ま、まさかのおばあさん「私の方が大変なのよマウント」か?!

こ、これはまずい、おじいさんの感情のやり場が!

とドキドキした瞬間

『△△さーん』

診察室からおじいさんの名前が呼ばれる。

おじいさんは
「文句言ったから呼ばれたのかな・・・」とやや気まずそうに診察室に入って行く。

一方私は20分ほどで呼ばれ検査と診察。

視力はそれほど悪くないのですが、子供の頃から目が良すぎる為、ちょっとの視力低下がすごくストレスで、以前検査をしたときは、片目だけやや遠視があるとの事。医学的には視力矯正の必要はなしの範囲と診断。

今回はさすがにだいぶ悪いだろうと思ったのですが、

「片目は遠く、もう片方は近くを見るという役割分担が上手くできている眼ですね!老眼も感じにくいケースです」

「え?セルフ遠近両用ですか?!」

「はい、すごく良くできています☺️」

と、謎のお褒めの言葉をいただき、帰宅しました。