いろいろと書きたいことが多い昨今ですがまずはクルマの話から

3月の終わりから大騒ぎになっている三菱自動車の燃費偽装問題、該当するクルマに乗っている訳ではないのであくまで他人事な意見ですが…

そんなに大騒ぎするほどの問題なんでしょうか?

だってさ、いまどき誰もあのJC08燃費なんて信用してないよね。コロの上を走らせてしかも運転してるのはトップクラスのドライバーでしょ。しかもシナリオが決まっているから完全な覚えゲーの世界。わたしらみたいな下手くそドライバーがしかもなんでもありの路上で出せるわけない。
ただでさえ実燃費とかけ離れているのに、計測方法がもはや旧態然としてない?20km/Lまでの計測方法ではないだろうか、それが30km/Lの世界だと普通にブレる。それでメーカーもアレコレと知恵をしぼってきた。工夫がまぁデータ改ざんの三菱と制度の盲点を突くトヨタ・ホンダといったところか。そりゃ正直に開発費をかけるよりも受験の時だけゲタを履かせるほうが企業としては正しい選択でしょ。クルマのコストがへらせるなら決してユーザーを裏切っていることにはならない。裏切っているとすればJC08の数値を盲目的に信じてクルマを購入する人くらいか。ただそういった人が全体の何%かといえばまぁごく少数だよね、だってこれだけ不完全な基準なんだからさ。

言いたいことは新車の型式認定はCO2排出量だけでいいんじゃない。それも一定量以下なら合格、燃費は参考値。それも裁判員制度じゃないけど一般のドライバーが運転した数値。最高値と最悪値をはねた平均値。だってさ40km/Lなんてダイエット薬品の宣伝文句の何kg痩せました~と同じでしょ、買う方はその最大値、下手したら最大値超えとか期待しても結局、結果には個人差がありますな結論に落ち着くわけでしょ。
だいたい日本独自の燃費基準なんて必要なの?もう北米もしくは欧州の基準数値でいいんじゃない?こっちはごまかすとシャレにならないペナルティが課せられるから三菱自動車だってマジに計測していたそうな。その数値を日本用に換算すると何%でいいじゃん。なんか日本のそういう規格ってオカネのニオイがプンプンするんだよね~もしかして大トヨタ様に有利になるように決められてない?天下り先を確保する目的で使われてない?

燃費偽装でいま販売されていないクルマですが、はやく販売して欲しいものです。だってあのクルマには自動ブレーキなど安全装備が充実しています。これからの時代に必要なアクセルの踏み間違い防止装置がついています。これは誇っていい装備です、なんで義務化されないのか不思議でしょうがないです、これもトヨタ様の顔色をうかがっているせいなんでしょうか?ガソリンをいくら節約しても事故したら何もならない、そしてヒトはあわてたときに思わぬ行動をする。高齢者になればなおさら。この装備で救われた人だって少なくはないはず、ニュースにはならないでしょうが、こうしたユーザーのことを考えたあのクルマを燃費偽装だけで否定して欲しくはないかな。

クルマに乗らない人のことを裏切ったVWとは悪事の程度が違うってことで、償いはしなきゃならないでしょうが早く元に戻って欲しい。そして「ピートの不思議なガレージ」は降りないで続けて欲しいと思っている者は一人はいますってことで…