ラストライブに思いを馳せて3 | カトケンの部屋

ラストライブに思いを馳せて3

なんとか駐車場を見つけフラワーズロフトへ。

機材搬入時が同時間になった

ゲストドラマーの小松さん(元ブッチャーズ)も

だいぶ早い到着だが

ラウドマシンのドラマー・香ちゃんは

更に早く来ていた。

程なくして主役の西村さん登場。

みんなタイトだわ。

 

2台のドラムセットを並べると圧巻!

だけどステージはだいぶ狭くなる。

音響スタッフの人がマイクなどセッティングをしている。

なんとなく手持ち無沙汰。

この日出演の「ワカさんトリビュートバンド」の方など

少しずつ到着する。

もちろん「おはようございます」と挨拶するものの

僕の場合、面識のある人は全くいないので

「久しぶり!」とか言って話すこともない。

 

大体、長年バンドをやっていて

しかも一時はプロの飯を食った人たちは

バンドマンの友人やら知り合いやら

結構いるのが普通だと思う。

しかし、僕はそういう人がほとんどいない。

ずいぶんたくさんのバンドと対バンなどしてきたが

仲良くなった人って一人もいないなあ。

きっと性格に問題があるんだろうなあ。

 

そんなことをボーッと考えているうちに

そろそろギターの準備をしてもいいかな?

という雰囲気になってきた。

音響スタッフの方に

「ギターの準備始めちゃっていいですか?」と訊く。

「どうぞ」ということで

ついにリハーサルの始点がやってきた。

 

エフェクターボードの位置を決める。

マイクスタンドの角度や高さを決める。

エフェクターボードのアウトから

マーシャルJCM900へケーブルを繋ぐ。

引っ掛かって抜けたりしないように

一度アンプの後ろを経由させる。

 

そしてギターだ。

白色のギブソン・レスポールカスタム。

セックス・ピストルズのスティーブ・ジョーンズも

ザ・クラッシュのミック・ジョーンズも

このギターだ。

バンク・ロックのギターと言えば

こいつかジョニー・サンダースの

レスポールJ r.だろう。

 

この日のために導入した

シュアーのワイヤレスシステムに火を灯す。

エフェクターボードの先頭にある

レシーバーが即座にペアリングを完了したことを

教えてくれる。(続く)

 

「メルカリに出品」みたいな写真ですけど売りません!?