Highの法則

今は昔のバブル時代。
「三高」という言葉が流行った。
「高学歴・高収入・高身長」のことを指し
当時（今も？）
多くの女性が結婚相手の条件に
この「三高」を求めた。

バブルが80年代後半ということであれば
それより少し後になるが
「いい男」をつかまえて（失礼！）
結婚した女友達が早々に離婚したいと言い出した。
「どうして？」と訊くと
「彼、顔もいいし、背も高い、高収入で土地も家も持ってる。
しかも長男じゃなく次男と申し分ないんだけど、性格が悪いのよ」とおっしゃる。
我々はそろってこう言った。
「そんなに良い条件がそろっているなら性格くらい我慢しなよ」

しかし彼女は我慢できず別れてしまった。

「三高」を改めて見ると
結婚相手の条件というよりも
離婚した後
慰謝料をいっぱいもらえる条件にも見えなくない。
そりゃ収入を筆頭にして「高い」に越したことはないが
「結婚」していっしょに生活していく中で
重要なことはこの３つとはまた別のところにある気がするのは
僕が男だからだろうか？

「３つそろえば幸せになれる」みたいな風潮がある中
本当にそれで幸せになれるのか？
そしてチビで貧乏な僕には幸せになる権利はないのか？
というような流れで作った作品になります。

このブログを書くために
「三高」をネットで調べてみたのだが
「三高」の女の人は逆に結婚しにくい
というようなことが書いてあった。
自分よりハイスペックの男の人を求める傾向があるため
ものすごく選択肢が限られてくるらしい。
自分がハイなんだからローの男を拾ってくれないと
世の中うまくいかない気もするが
そこはやはり「気持ち」の問題なので
いかんともしがたいか。

まあ、実際好きになったら
スペックは関係ない気もするが
結婚と恋愛はこれまた別のものとして
とらえなければいけないのかもしれない。

さて、どっちかというと
どうでもいい話でしたが
歌の方も軽い感じ？です。
「Highの法則」
聴いてみてください。