原作のあるドラマや映画が、

テレビ側の改変で

原作者の意図と世界観を変えてしまう。

 

現在問題になっている問題でもあり、

長年原作者、原著者を

悩ませてきた問題でもあります。

 

この問題の根幹は、

作者にとっては

自分の魂である作品であるものの、

テレビ局側にとっては

あるクールのドラマネタの

1つに過ぎないという

作品に対する熱量の根本的な違いです。

 

また、テレビ局側に

自分たちが上であるという

特権意識がある事もよく言われますし、

それは事実でしょう。

 

 

現在起こっている問題と

比べられるような事では無いですが、

私もテレビと関わった経験から

思う所があります。

 

 

ある番組で私の本ではなく、

「加藤ジェームズ」という

私自身を取り上げたいという

オファーを頂きました。

 

ただ、私の人生をテレビ用に

あまりにも酷く改変しようとするので、

一旦お断りをしました。

 

半年ほど後、再オファーを頂き、

私の意見を提示し、

それを受けて頂いたので

出演をOKしました。

 

しかし、

打ち合わせを重ねる中で、

微妙に話がズレていきます。

 

オファー理由が

「ギャングの友達のLAの悪ガキ」

というネタでしたが、

 

「弱々ジェームズが

ガクブル過ごしたギャングだらけの学校」

で行きましょう!!

と打ち合わせの度に提案してきます。

 

これが理由で一回目断ったのに・・・

 

 

「この方が面白いんですよ~」

と先方は言いますが、

 

「あなたにはただの番組ネタでも、

私にとっては私の人生です」

 

と、相手が推す改変に

絶対Noを言い続けました。

 

そして、その「面白い」とやらは、

何も面白く無いですし。

 

番組収録当日、

プロデューサー、ディレクター、

作家などが私の楽屋を訪れ、

収録直前に

やはりガクブルジェームズで行きます!!

と。

 

衣装もガクブルサラリーマンらしい

スーツを用意したので

着替えて下さいと言われますが、

「じゃぁ帰ります」と伝え、

収録に穴が開くのを嫌い、

結局私の意見で番組収録開始。

 

当然ながら収録後は

非常に雰囲気悪く送り出されます。

 

それまで何度か

お世話になった事のある

テレビ局でしたが、

それ以降縁も無くなりましたし(笑)

 

ガクブルジェームズで過ごしていない

高校時代の

ギャング連中と遊び尽くした私の人生、

何故彼らの為に

改変しないといけないのか。

 

私の人生も

彼らにとっての単なる

ある一回のネタでしかありませんから、

彼らの考える

「面白い」を優先するのは

彼らの論理としては当然でしょう。

 

とは言え、

人の人生も人の作品も簡単に改変する、

テレビが上位で、

「テレビに出してあげようか」感、

今回の事件で改めて思い出しました。

 

 

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