日本語の難しさの一つに、

難読の地名や名前があります。

 

そして、

ゲーム「信長の野望」をプレーすると

日本全国の2000名を超える

武将が登場してきますので、

その中には

「よ、読めない・・・」

という武将も登場してきます。

その地方で

馴染みのある名字だとしても、

全国的には

難読であることもありますしね。

 

 

例えば東北地方。

 

「鬼庭綱元」読めますか??

 

「おににわ・つなもと」となり、

伊達政宗の重臣として活躍し、

仙台藩で1万石を超える

大名並みの石高を誇る家となります。

 

ただし、豊臣秀吉から

 

「鬼が庭に居るのは縁起が悪い」

 

と改名を命じられ

「茂庭(もにわ)」

に改名しています。

 

こちらの地名ですと、

仙台市には茂庭の地名がありますので

地元の人には馴染みがあります。

 

 

「稗貫広忠」

 

「ひえぬき・ひろただ」と読みます。

 

岩手県の豪族で、

江戸時代は伊達家家臣の家となります。

 

 

「鮭延秀綱」

 

「さけのべ・ひでつな」

最上家重臣として

東北における関ヶ原で

上杉家の侵攻を防いだ武将です。

 

 

中国地方に行ってみましょう。

 

「赤穴盛清」

 

「あかな・もりきよ」

出雲の赤穴を本拠とする豪族で、

出雲の大名尼子氏家臣から、

尼子氏没落後は

毛利家家臣となりました。

 

「信長の野望」をやりながら、

十代の頃は

「あかあな」と読んでました(苦笑)

 

 

「三刀屋久扶」

 

「みとや・ひさすけ」

こちらも出雲出身の尼子、

毛利と渡り歩いた豪族で、

以前は

「さんとうや」と読んでました(笑)

 

 

では次は四国を攻めますか。

 

「戒能通森」

 

これは難読ですね~

 

「かいのう・みちもり」

伊予河野氏の家臣で、

「信長の野望」には

長く登場してきた武将ですが、

そして私は長く読めず、

「この文字列の武将」

という認識で家臣にしてきました(笑)

 

 

「忽那通著」

 

超難読ですね。

 

「くつな・みちあき」

と読む瀬戸内水軍の一族です。

 

村上水軍がこの地方では有名ですが、

こちらは愛媛県の水軍一族です。

 

かつては違うのは知りつつ

「ねぎな」と読んでました。

 

 

では九州攻めです。

 

「一萬田鑑実」

 

いきなり難しい。

 

「いちまだ・あきざね」

という豊後大友家の重臣です。

 

九州の人には馴染みのある文字列も、

九州から縁が遠いですので、

「信長の野望」シリーズでの

登場は早いのですが、十代の頃から

「いちまんだ・かんじつ」

と呼び続け、

今でもこの武将を呼ぶ時には

「いちまんだかんじつ」と

呼びたくなります(笑)

 

 

「祁答院良重」

 

「けどういん・よししげ」

知らなければ読める訳がない。

 

とは言え、

これは鹿児島県の地名ですので、

地元の人にとっては、

当たり前の

「祁答院」なんでしょうね。

 

 

と、これらの「名字」、

読めないのは単に

知識不足という事になりますが、

必ずしもそうとも言えないパターンの

「名前」もあります。

 

 

「真田幸隆」

 

真田幸村の名で有名な

真田信繁の祖父で、

武田家家臣として活躍。

 

武田信玄が落とせず、

逆に逆襲で大打撃を被った信州砥石城を、

調略で一晩で落城させる鬼謀の武将です。

 

非常に有名な武将で、広く名も知られ、

つい最近まで、当たり前のように

 

「さなだ・ゆきたか」

 

と読まれてきました。

 

これは一般的な歴史好きも

歴史を専門にする学者たちでも。

 

しかし、近年研究が進み、

 

「さなだ・こうりゅう」

 

と読みが変わりつつあります。

 

 

それは、

「真田幸隆」の若き日の名前は、

記録上「真田幸綱」と記されており、

主君である

「武田晴信」「たけだ・はるのぶ」

が出家して

「武田信玄」「しんげん」

に変わったのと同時期に、

やはり幸綱も出家して

「幸隆」になっていますので、

出家後の道号は「しんげん」のように

音読みが基本ですので、

「こうりゅう」だったのだろうと

歴史学の世界の見解の方が

変わってきました。

 

超有名武将「真田幸隆」の名前を

歴史学の権威たちが

21世紀になるまで間違ってきたんだし、

「一萬田鑑実」を

「いちまんだ・かんじつ」

って読んだって、

全然恥ずかしくないのだ

・・・多分(笑)!!

 

 

 

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