世界で戦争が起こった時、

直接的にその戦争当事国

2か国なり2勢力を

見てしまいがちですが、

戦争はそんな単純な世界観の中では

起こりません。

 

A勢力、B勢力の後ろには

それぞれどんな国、勢力がいるのか。

 

陰に陽に支援をしているのか、

陰で操っているのか、

色々な支援の形がありますが、

戦争とは単純な武力の衝突では無いんです。

 

戦争を形容する時に、

 

「戦争とは外交の一手段」

 

とはよく言われますが、

 

「戦争とは経済戦争の一形態」

 

とも表現する事が出来ると思います。

 

 

2022年に始まったウクライナでの戦闘。

 

ロシアとウクライナの対立なんていう、

短絡的な視点での戦闘ではなく、

旧西側=NATOと

旧東側=ロシアの

最終戦争というのがその本質です。

 

ロシアが戦わざるを得ない形に持ち込み、

かつ自分たちは直接は戦わないという

絶対的勝利をNATO側は得たはずでした。

 

開戦後半年もあれば

ロシア経済は破綻して戦争が終わる。

 

これがNATO側の見立てでしたが、

ロシア経済は堅調で、

ルーブルも強いのが実情。

 

禁輸だなんだと表面上は言いながら、

今でも現実的にはヨーロッパ各国は

ロシアから直接ルートでガスを輸入し、

不足分を今までの倍額を出して

インド経由で

ロシア産天然ガスを輸入しています。

 

ロシア経済に大打撃を与えるには至らず、

NATO経済全体対

ロシア、中国、イランを中心とした

ブロック経済という戦いに

シフトしています。

 

 

そしてこの非NATOブロックに

インドや南アフリカ、ブラジルの

BRIC‘S諸国をはじめ、

中東各国なども続々参加し、

経済力で勝つ目論見は崩れ、

ウクライナへの終わりなき

経済・軍事支援という経済負担が

欧州経済を襲っています。

 

 

そこで起こった

イスラエルとパレスチナ側との戦闘。

 

パレスチナ人の土地に

強引に欧米がイスラエルを建国し、

中東各国との戦争を経て

今に至っている歴史がありますので、

NATO諸国はイスラエル支援を

表明しなければいけません。

 

一方、

今回の戦闘相手であるハマスや、

レバノンのヒズボラは

共にイランの支援を得ている勢力です。

 

イスラム教内の宗派の

複雑な話もありますが、

ここでは割愛します。

 

同じイスラム圏でも、

宗派の違いから

中東諸国は全体的には

イランと対立していますが、

パレスチナが本気で

イスラエルと対決に至った場合、

こちらもまた無条件で

イスラム全体の繋がりで

パレスチナ側を支援する事になります。

 

これ以上イスラエルでの戦火が広がれば、

NATOは

ウクライナでロシア、

イスラエルでイランとの

武力だけでなく

経済戦争に突入する事になり、

2正面経済戦争を戦う上に、

虎視眈々の中国経済&軍事力との

対決をも

見据えなければいけなくなります。

 

 

 

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