塾講師をしていた頃、

私は誰よりも早く

塾を後にしていました。

 

受験生に

「合格させる為の

知識と技術を伝授する」

これが私の仕事でしたので、

これ以外の事は、

生徒や他の先生と

遊ぶことは別にすれば、

塾関連の仕事は

一切やらないのを貫いていました(笑)

 

塾に残っていると、

教室長からあれこれ雑用を言われたり、

発展性ゼロのミニ会議的な

無駄話に付き合わされるので、

一目散に塾を後にします。

 

 

生徒たちに授業最後の

ミニテストをやらせている内に、

本日の授業報告書を教室内で書き上げ、

教室を出て教科書などをしまって

帰るための鞄もセット、

次に教室に戻った時には、

冬場ならスーツの上に

バーバリーの黒の

カシミアロングコートを羽織り、

サングラスもセットして

ネクタイを外して

非塾講師仕様で完成。

 

テストの終了を告げて

次回返却する答案を回収したら

 

「じゃ!!」

 

と告げて誰よりも早く教室を出て、

鞄を持って教室から出ていきます。

 

生徒たちも

毎週の事なので慣れた事で、

 

「先生、誰よりも早く消えるね~」

 

と笑って見送ってくれます。

 

 

なお、

こんな態度ですが、

全国に数百ある教室の中で

私の社会の授業の偏差値アップ率が

社会科の全国1位でしたし、

最低限の仕事実績は残していますよ。

 

 

次に私が生徒の立場の

東大の大学院での事。

 

大学院の授業の多くは少人数制ですが、

修士課程の授業では

研究科内学年全体100名近くが

受講するような授業もありました。

 

こうなると、

授業時間が過ぎても、

平気で講義を続けるような

教授も出てきます。

 

特にランチタイム前の授業で

これをやるアホ教授もいましたので、

授業時間を終えるベルが鳴ると同時に、

サングラスをセットし終えた

開襟黒シャツ黒スーツの私が立ち上がり、

教室から出ていきます。

 

こちらは教授は慣れる事無く、

毎回唖然とした表情をしますが、

授業時間を過ぎれば

生徒と教授では無く、

若者と話しの長いオッサンの

関係ですからね(笑)

 

大体この頃のランチタイムは、

デートの約束を入れていましたので、

遅れる訳にもいきませんし、

オッサンを理由に

遅れる気も無いですからね。

 

授業を終えるベルが鳴ると、

立場に関係なく

教室から消える私でした。

 

 

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