江戸前系の寿司の寿司文化

「高級お任せ寿司」

「お好み寿司」

「寿司居酒屋」

「立ち食い寿司」

「回転寿司」

「Sushi」の中の、

今日のネタは「Sushi」です。

 

 

「Sushi」は「寿司」ではなく、

「Sushi」という1つの食文化です。

 

そのアメリカSushiの代表格は

「カリフォルニアロール」です。

 

生食文化の無いアメリカで、

カニカマ、アボカドを使い、

アメリカ人が嫌う

「黒い巻物」にならぬように

海苔を内側に巻くSushiロールです。

(上がカリフォルニアロールです)

 

60年代には完成していましたが、

80年代に徐々に広がり始めます。

 

まだまだSushiにもJapにも

偏見があった頃に

私はLAに移住しますが、

当然ながらカリフォルニアロールも

日系の寿司屋で見かけるものでした。

 

それから30年ほどが経つと、

「Sushi」を取り巻く環境が一変します。

 

まず「日本食=ヘルシー」が定着し、

ヘルシーとなれば

豆腐でも納豆でも食べる

一部ヘルシー志向のアメリカ人たちが、

徐々にSushiの壁を越え、

そしてその障壁を下げていきました。

 

 

その結果、

私や母がよく通っていた

アメリカ系のシーフードレストランに

Sushiコーナーが出来、

アメリカ人たちが

カリフォルニアロールなど

Sushiをランチにディナーの酒肴に

食べるようになってきました。

(上の証明がFISHです)

 

 

さらに、

米系の健康志向スーパーなどが

徐々に総菜コーナーで

ロールSushiを取り扱うようになり、

その流れが一般の

米系スーパーにも広がっていきました。

米系スーパーの入り口の看板(2015年)

 

何をもって

「ハイブリッドSushi」なのかは

いまいち良く分かりませんが(笑)

 

Sushi食文化が広がれば

当然ながら色々な種類のSushiが

登場するようになり、

海老天を巻いたTempura Rollや

ソフトシェルクラブを巻いた

スパイダーRollなど、

揚げ物系ロールも登場。

 

挙句は巻いたRoll Sushiそのものを

揚げるスタイルも

登場するようになります。

 

 

そんな中でも絶対的人気を誇り、

Sushi文化横綱の座を

カリフォルニアロールから

奪った感のあるメニューが

スパイシーツナロールです。

先程のシーフードレストランの

スパイシーツナロールです。

 

最近日本でも人気の

タイ発祥の唐辛子ソース

「シラチャーソース」で和えたマグロを、

やはり海苔を内側に巻いた

ロールSushiです。

 

10年程前から爆発的人気となり、

ロールSushiと言えば、

米系のお店では

こちらが筆頭格になっています。

 

丁度この頃にアメリカで

「シラチャーソース」ブームも

来ましたので、

好まれたんでしょうね~。

 

米系スーパーに並ぶSushiも

カリフォルニアロールよりも

スパイシーツナロールの方が

多く並ぶようになりましたし、

我が家がよく利用していた

小僧寿しから独立したSushi Boyでも、

売れ筋大人気メニューでした。

なお、鮭大好きな私は、

このSushi Boyの

「サーモンラバー」という

キングサーモン握りと

サーモンアボカドロールのセットが

一番好きでしたが。

(Salmon Loverセット)

こちらは、そのSushi Boyで売っていた

私の住んでいた町

「トーランス市」に因んだ

トーランスロール

 

海老天とキュウリを巻いて、

上にサーモンを乗せて

テリヤキソースと

スパイシーツナベースのソースの

ダブル掛けという

日本ではまず無いSushiですね(笑)

 

 

私はアメリカ社会で

徐々にSushi文化が浸透し、

広がっていく過程を

その場で経験していますので、

本格寿司ではないものの、

SushiはSushiとして大好きです。

 

一方で、

「それは寿司ではない!!」と

かなり本気で

苦言を呈する方が居るのも事実。

 

日本のパスタ、カレー、中華など

独自進化を遂げていますが、

現地独自進化してこそ、

本当の浸透ですからね。

 

Sushiは寿司じゃない、

なんて無粋な事を言うなら、

イタリアに無いナポリタンも

インドに無い日本のカレーも

中国に無い日本風エビチリも

食べなさんな、という事ですね(笑)

 

 

 

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