2つのニュースが同時に出ています。

 

1つは、

「AIが人間の職を奪うか」

というもの。

 

実際、AIやロボットは

人間の職を今までも奪ってきました。

 

便利に、安全になっている事柄をも

「奪う」という表現は・・・

との表現を巡る是非は

あるかもしれませんが、

人の職を

機械が代替している事実は変わらず、

「人」から

「機械・ロボット・AI」へと

職は移っています。

 

それは工場労働者だけでなく、

ホワイトカラーの職種でも同様です。

 

そして今後、

AIがより進歩していく中で、

多くの人間の職は

益々奪われていくでしょう。

 

 

一方、

もう1つのニュースは

「人材不足が進む」

というものです。

 

1つの職に対する

応募人数の減少傾向があり、

特に専門性の高い職業分野では

人材不足が顕著で、

「移民を増やせ」という主張が

先進国の共通言語のように

聞こえてきます。

 

1つのニュースでは、

人が余る事を懸念し、

1つのニュースでは

人が足りない事を懸念する。

 

完全なる矛盾なのですが、

これが現実的に同時に起こっているのが

現在の労働市場です。

 

 

AIが人間から職を、

今までも奪ってきましたが、

確実に今後益々加速度的に

奪っていくでしょう。

 

AIが人の職を奪う懸念は、

「現在」よりも

「極めて近い将来」にこそあります。

 

一方、

先進国の長年の出生率の低下から、

先進国における人手不足も

データ的には事実なのでしょう。

 

こちらは「現在」の問題です。

 

と、すると、

企業としては

「近い将来」不要になる、

当座の人材が「現在」必要、

という事になります。

 

 

AIが年々著しく発展していく現在、

労働市場に身を置くという事は、

使い捨てリスクを

常に抱えながらという事になります。

 

大卒、時に大学院卒、

そして資格も多数有する

ホワイトカラーのエリートでさえ、

そのリスクは同じ、

もしくはAIでの代替がより可能である

知的労働であるため、

使い捨てリスクは高いかもしれません。

 

実際、

世界的知的労働セクターである

金融やコンサルティング業界での

人員削減のニュースは

もはや珍しくありません。

 

大学の名前も、高度な資格も、

職も給与も保証しない時代に

既に入っています。

 

それは、

「頑張って肉体を酷使します」

と宣言しても同様です。

 

ホールスタッフから工場ライン、

建築業界まで、今後益々人は

不要になっていくでしょう。

 

そんな時代にあってなお、

自分には社会的ニーズがある!!

と自信を持って言える

職種は限られています。

 

医師は最後までニーズが残る

職種の1つだと思いますが、

医学が進歩する素晴らしい未来の中で、

癌も飲み薬で、

手術も自動化ロボットが

するような未来が来れば、

大病院の人材も

システム管理者数名だけで

良くなるかもしれません。

 

とある海外の大手金融機関が、

AIトレードに切り替え、

システム管理者数名を残し

投資部門の数千人を解雇したような事は、

今後どの職種にも起こり得ます。

 

 

ロボット、AIが人を助け、

そして人の職を代替し、

結果として職を奪っていく

近い将来に向け、

自分の手に

そんな時代を生き抜ける

職や技術があるのか、

自問する必要があります。

 

 

 

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