日本の素晴らしき食文化の1つに
「丼」があります。
基本的には労働者飯と言われる
部類の食でしょうけど、
単純にご飯とおかずを
一緒に盛ったというだけでなく、
1+1を2以上の魅力に
引き上げています。
すき焼きでご飯を食す以上の魅力が
「牛丼」にはあり、
刺身でご飯を食べるよりも
「海鮮丼」、
カツ煮とご飯よりも
「かつ丼」の方が魅力が増します。
主要丼を書くだけでも
「天丼」「かつ丼」「牛丼」
「親子丼」「海鮮丼」
などがありますが、
それぞれにバリエーションが豊富ですし、
その他にも丼はあります。
ご飯とカレーの組み合わせながら、
カレーライスでは無い「カレー丼」
蕎麦屋を中心に提供され、
鰹出汁の餡掛けカレーの丼となり
カレーライスとの差別化がされています。
鰻重をより気軽に食す「鰻丼」
中華餡掛けをご飯にかけて「中華丼」
中華系では
「天津丼」「麻婆丼」も有名です。
焼肉丼、焼き鳥丼、
ステーキ丼、トンテキ丼など、
肉系は肉の種類、焼き方で
無限に丼が生まれます。
（ある日の但馬牛ステーキ丼）
（肉の旨味しか出てこない
ある日の極上コンビーフ丼）
大学時代、
学生マンションのキッチンは小さく
あまり凝った料理は出来ず、
自炊は大抵炊いた1合ご飯に
何でも乗せて丼飯。
王道は勿論、
はんぺんバター焼き丼、
シャウエッセン丼、
目玉焼き丼などまで
何でも丼にしました。
目玉焼き丼がOKなら、
究極的にはTKGも納豆ご飯も
生卵丼、納豆丼なのでは??
という丼の懐の深さです（笑）
また、大学時代に
何度も食べたのが
カップ焼きそばだけでは足りないので、
1合ご飯も付けて
食べている内に発展したUFO丼（笑）
焼きそばオンザライスです。
これは、ペヤングよりも
UFOが美味しかったですね～。
そして私の中の究極の丼飯が、
ある中華料理店のランチセット。
ある日のランチセットメニューには、
A酢豚
B豚キクラゲ炒め
C炒飯
（全品ライス、スープ付き）
のような事が書いてありました。
炒飯が食べたかったので
Cセットを頼むと、
「ライスはどうします??」
と聞かれたので面白いので貰いました。
パラパラ炒飯を白米に乗せる炒飯丼、
ライスオンザライスの
カオスな丼ですが、
これが案外美味しく楽しめました（笑）
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