塾講師時代、

中学受験クラスの

社会、国語を担当していました。

 

全国に教室を持つ塾の中で、

社会の偏差値アップ率

全国1位を獲得しましたので、

学習カリキュラムは

完全に私が好きに改変します。

 

塾から支給の教科書は使いますが、

先日記事にした

世界国名漢字表記クイズなど

私オリジナルのカリキュラムを

ガンガン入れ込み、

大学受験生が受けても

キツめの授業内容でした。

 

当然ながら授業時間内に

全てを詰め込みますので、

超スパルタ&スピーディー授業。

 

そして、そんな授業内には

 

「自動車会社経営ゲーム」

 

のコーナーもありました。

 

 

2人1組で自動車会社を作り、

資本金10億円でスタート。

 

この資金を1ターンで

「技術開発費」

「広告費」

「生産費」=生産台数

に振り分け、

生産する自動車の

「価格」も決めます。

 

スタート地点では全ての会社の

「技術力」「知名度」共に1です。

 

技術力、知名度の総合力と順位に

価格も影響して

売れる自動車の台数が決まる

私なりの計算式を作り、

その売れた台数×価格が

次のターンで使える

〇億円の資金になります。

 

 

10社程ある会社は、

彼らの名前と実在のメーカーの

コラボのような社名となり、

かなり面白がって

生徒たちも楽しんでいました。

1授業1ターンの決まりが、

彼らの要望に押されて

1授業2ターンになってしまい、

帰ってからで良かった

複雑なアルゴリズムの計算を、

授業中にも計算しなければ

いけなくなりました(苦笑)

 

 

技術力重視の会社、

低価格大量生産の会社、

彼らなりに自分の会社の特徴を

出してくるようになりますし、

他社との「技術力」「知名度」の

比較順位が販売台数に影響する事を

伝えていましたので、

6年後に筑波大学に進んだ子は

全社のデータをしっかりとノートに取り、

自社の資本投下の戦略に生かしてました。

 

保護者の方がこのノートを見たら、

ナニコレ??となったでしょうけど、

実績のある授業でもありますから

文句はグッと我慢だったでしょうね(笑)

 

 

このゲーム、

景気動向も取り入れ、

市場全体で売れる車の台数が

徐々に伸び、バブルが起き、

そしてバブルが崩壊するという

流れも作りましたが、

やはりデータを取っている

数人の子たちは、

このバブルも予測して

経営をしていました。

 

塾での授業中にある教室から

私「バブルが起きたぞ~!!」

生徒たち「いぇ~い!!」

みたいな声が響いてくる。

 

他の教室では

謎だったでしょうね

 

 

さて、現在の私、

投資講座も行っていますが、

縁のある会社に対する

ビジネスアドバイスも時々行っています。

 

ブランディングが私の専門分野ですが、

私のビジネスアドバイスと

塾講師時代の経営ゲームって

ベースは同じです。

 

企業として、商品として、

個人としての強みは何か。

 

何がブランド力となるのか。

それは他社との比較の中で発揮されます。

 

企業であれ、人であれ、商品であれ。

 

安いけど旨い!!

 

高いけど美味しい♪

 

これらは特色になり、

ブランド力になります。

 

しかし、

程々な価格で、程々な美味しさ・・・

では誰も見向きもしません。

 

他社に勝つ

尖った部分が強みになりますから、

程々に正解な60点の経営戦略では、

企業の維持は出来ても、

ブランド構築からの

企業の成長には結び付きません。

 

案外実社会向きでもあった、

塾講師時代の中学受験クラスでの

経営ゲームでした(笑)

 

 

 

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