東大大学院時代、

修士論文、博士論文を執筆する際、

その内容を

 

「20文字以内」

「A4一枚以内」

「論文骨子」

 

3つのフォーマットでの

論文の計画書を提出していました。

 

しっかりと自分のものとして

知識、情報を落とし込んだものは

20文字と言われれば20文字で、

A4でと言われればA4で書けるはずで、

一言で説明出来ないものは

100ページでも説明出来ない、

という事で課された過程でした。

 

 

それは講演でも企画のプレゼンでも、

世間話でも全て同じでしょうね。

 

 

このための訓練は日本国中の子供が、

「読書感想文」を通じて

小学生の頃から訓練は積まされています。

 

主題を説明して、

「つまり・・・」で内容をまとめ、

そこに感想を付ける。

 

この構成は学術論文になっても

基本的には変わりません。

 

 

さて、

「読書」では無いですが、

感想を書くのに非常に難しいものに

『となりのトトロ』があります。

 

日本人ならまず知っている超有名作品で、

多くの人が何度も観て

「あらすじ」は

言えたりするのでは無いでしょうか。

 

しかし、

この『となりのトトロ』の

「主題」となると

途端に難しくなります。

 

ナウシカは戦いました。

 

天空の城でシータは戦いました。

 

多摩地域の狸たちも、

イタリアンな豚も

室町時代の東北の少年も戦いました。

 

主題が明確なんです。

 

空飛ぶ宅急便でも主題は明確です。

 

一方、

『となりのトトロ』では、

トトロに逢うことを

目的・主題にしていませんし、

「とうもころし」を届けるための

壮大なストーリーでもなく、

トトロがオカリナを吹けるようになるまでの

音楽物語でもなく、

「あらすじ」は言えても、

「こういう物語」と

主題を説明するのに苦労します。

 

 

「走れメロス」も「羅生門」も、

「ハムレット」も「老人と海」も

主題が明確で読書感想文の練習向きです。

 

しかし、

誰もが知る作品ながら

感想文の最難関『となりのトトロ』で

感想文の練習をするのも

楽しいかもしれません(笑)

 

 

 

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