古今東西「世論」は武器となる事を、

国家レベルでも民間レベルでも認識され、

それを用いて「扇動」「宣伝」を

あらゆるレベルで行ってきました。

 

国家だけでなく、

クラスの中でも、

友人グループの中でも、

ご近所付き合いの中でも。

 

ネット炎上などがあり、

その後名誉棄損裁判などがあった折に、

加害者は

 

「みんなも書いてたから本当だと思った」

 

と大抵の場合証言します。

 

そう、

「世論」の力は

「正論」だと思わせる事にあります。

 

正論である以上、

信じるのが正義。

 

正論である以上、

それを背景にした全ての行為は正義!!

 

と信じ込ませる作用が

「世論」にはあります。

 

 

この「世論操作」、

難しい事では無く、

私たちも日常的に無意識に接しています。

 

個人であれメディアであれ、

何かを3回程繰り返し主張した時、

それは「世論形成」を目指しています。

 

誰かと話していて、

 

「これ絶対おススメなの」

 

「ホント、おススメ」

 

「これおススメなんだけど~」

 

など、1回の会合の中で

繰り返し同じ主張をする人に

出会った事無いですか??

 

大抵の場合、

その人は人心掌握のプロ技術を学んだ

工作員では無く、普通の人です。

 

しかし、

誰かの意識を強制的に

ある方向に向かわせようとする時、

人は無意識にでも

同じ主張を何度も繰り返します。

 

CMが日に何度も流れるのも

目的は同じです。

 

消費者心理をコントロールし、

自社の商品を購入するという

消費者行動を喚起していきます。

 

 

そしてテレビなどで、

同じような主張のニュースが

繰り返される場合、

それは世論誘導が目的となります。

 

昨日もこの主張のニュース

聞いたな・・・と思った場合には、

現在進行形であなたの心理に

世論誘導が仕掛けられている

最中だと思って下さい。

 

街中でも、同じ主張を繰り返す

知人、友人、セールスマンに

出くわした場合、

現在進行形での世論誘導中となります。

 

 

荒唐無稽な主張や言葉も、

繰り返されていく中で

人の心理を誘導し、

それを正しいと思わせる効果が

あるんですよね。

 

 

この「世論」が

形成される過程において、

重要なカギとなるのが

「パワーワード」です。

 

とある世論が世を席巻する中で、

異なる人物から同じフレーズを

聞くような事は無いでしょうか。

 

「油はダイエットの敵」

「健康のために油を使わない」

 

なんて半ば「常識」のように

前後左右あらゆる方向から

聞こえていた時期がありました。

 

そこから、

 

「適切な油の摂取が

健康にもダイエットにも重要」

 

という情報が出てくることで、

流れが大きく変化し、

逆にこのフレーズが

あちこちで多用されるようになりました。

 

人々が「自分の考え」

だと思っているものは、

多くの場合聞いた事のある

誰かの言葉です。

 

それを正当性として「自分の意見」とし、

その集合体が世論となります。

 

その時、

その世論に反対の人たちは押し黙ります。

 

しかし、

正当性を持ちそうな反論が一旦出現すると、

反対派の人たちはそのフレーズを元に

「自分の意見」を声高に主張し始め、

逆の流れの世論が生まれたりします。

 

ある特定の

「パワーワード」が出現する事で、

人々がそれを

「自分の意見」として主張し始め、

社会正義のベースとなる

世論に変えて行きます。

 

 

世論は

繰り返しとパワーワードで

拡散していきます。

 

 

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