先週10日、
海上自衛隊の「もがみ型」護衛艦の
最新鋭艦が進水式を迎え、
「みくま」と命名されました。
この「もがみ型」護衛艦の1番艦
「もがみ」が命名された時、
私は記事で
「みくま」「すずや」
という艦名が使われる、
と書いていました。
何故か。
それは太平洋戦争期、
帝国海軍に「最上型重巡洋艦」
と呼ばれる巡洋艦があり、
「最上」「三隈」「鈴谷」「熊野」
と4隻あるからです。
そして令和の時代を迎えて完成した
海上自衛隊の「もがみ型」護衛艦、
少々ハプニングから
2番艦から先に完成し、
そちらは「くまの」となり、
後から完成した1番艦が
「もがみ」と名付けられました。
こうなれば、
「みくま」「すずや」も使われる、
と予測するのは簡単な結論でした。
現在、
「もがみ」「くまの」「のしろ」
そして「みくま」と
4隻が進水していますが、
22隻予定している艦艇ですので、
今後の命名も楽しみです。
ただし、
「最上型重巡洋艦」の残り一隻
「鈴谷」に関しては、
命名が難しいかもしれません。
「最上型」は
河川名を艦名に用いていて、
「もがみ型」護衛艦も
それに倣っています。
しかし「鈴谷川」が
どこを流れる川かご存じでしょうか??
少々地理を勉強している人でも
難しいと思います。
鈴谷川は樺太を流れる川で、
現在はロシアの統治下にあり、
「最上型重巡洋艦」として
太平洋戦争を戦った艦名ですが、
少々「すずや」を使うのは難しそうです
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