ここ数年で大幅に舵を切り、

現在は米英と組んで

対決姿勢を鮮明にしていますが、

長年オーストラリアは親中国家でした。

 

国内の議員や政財界の大物への

中国の影響力は大きく、

経済力を背景にした

巨額の取引という飴や、

大量の留学生や移民を使った活動で、

徐々に「中国」をオーストラリア内に

浸透させていきました。

 

 

大量の留学生と移民を送り込み、

住民の構成比率に変化をもたらします。

 

ある番組が調査した

中国が南極進出への

足掛かりとして狙うタスマニア島の

アパートの1室には、

登録簿的に10数人が

住んでいる事になっており、

実際にはそんな人数の人間を

見た人はいないのですが、

その10数人が投票権を持ち、

中華系候補に投票するという形で、

選挙結果にも影響を及ぼします。

 

それはタスマニア島だけに止まらず、

そうして生まれた

オーストラリア各地の議員の中には、

完全に中国の為に働く白人議員も居て、

外交姿勢として対決へ舵を切った現在、

中国へのスパイ容疑で家宅捜索を受け

辞職に追い込まれた議員も居るほどに

「中国」が内に潜んでいました。

 

オーストラリアの大学も

大量の留学生を使った

中国の活動拠点となっており、

それに警鐘を鳴らす報告書も

オーストラリア国内で出されています。

 

 

先日はオーストラリアの元首相が

テレビのインタビューに応じ、

現政権を大批判。

 

曰く、

オーストラリアは台湾から手を引け、

と。

 

台湾なんて

オーストラリアは承認もしていないし、

なんの影響もない地域なのだから、

中国との関係こそが重要。

 

「アメリカが仕掛ける台湾を巡る戦争」

には加担するな。

 

中国は軍事大国なのだから

原潜なんか持った所で

山に針を投げる程度の力しかない、

とアメリカの支援での

原潜建造も批判します。

 

中国の台湾進攻ではなく、

アメリカが仕掛ける戦争、に

この元首相の頭の中では

変換されるんですね。

 

そして、

中国が反対する武器保有はするな、

これは一部日本の政治家からも

聞こえる主張ですが、

安全保障上は下策中の下策です。

 

 

これは、

半分は自主的なのでしょうけど、

中国からの働きかけも

あったのかもしれません。

 

中国の強さ、怖さは、

留学生、移民のネットワークを使い、

また現地華僑や巨額取引の財力を用い、

こうしてじっくりと

親中派を相手国内で浸透させ、

影響力を持つ華僑を育成し、

中国の為に働く現地人や企業を育成し、

ソフト、ハードに活動する事ですね。

 

ここまではオーストラリアの話ですが、

残念なのは、

「売国的活動に勤しむ元首相」は

日本にもいる事ですね。

 

 

 

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