海上自衛隊では、

1955年に就役した「くろしお」以降、

2008年に就役した「もちしお」まで、

10型46隻の

「〇〇しお」という艦名の

潜水艦が存在します。

 

長らく「〇〇しお」

潜水艦の艦名のベースとして

固定されていました。

 

日本語では

「黒潮」「親潮」「大潮」など

「潮」を使った気象名は多いですからね。

 

一方、

戦前の帝国海軍時代は

「〇〇潮」は駆逐艦の艦名でした。

 

「黒潮」も「親潮」も駆逐艦として

太平洋戦争を戦っていますが、

その駆逐艦の伝統的艦名を

「海に関連する気象名」として

戦後は潜水艦の名前となりました。

 

 

それが転換したのが2009年。

 

潜水艦「そうりゅう」の就役です。

 

「〇〇しお」の海の気象名から

「〇〇りゅう」の飛翔動物に

大きな変化です。

 

「蒼龍」は真珠湾攻撃にも参加した

帝国海軍の主力空母でしたし、

帝国海軍では飛翔動物名は

空母の艦名に用いられていました。

 

「そうりゅう」「うんりゅう」と

帝国海軍の空母名も含め

12隻の「そうりゅう型」潜水艦が

海上自衛隊では建造されました。

 

 

そして2020年に進水したのが

最新鋭潜水艦「たいげい」です。

 

今後潜水艦は飛翔動物かと

思われて居た中、

再びの海関連の艦名。

 

どっちやねん(苦笑)!!

 

まぁ、隠語で「クジラ」とは

敵潜水艦を指したりもしますので、

まさに潜水艦には

打って付けの艦名なのですが。

 

 

海上自衛隊潜水艦艦名変遷

「〇〇しお」   1955~2008 10型46隻

「〇〇りゅう」 2009~2021 1型12隻

「〇〇げい」  2022~

 

 

「大鯨」は

帝国海軍では潜水母艦の名前でしたので

潜水艦には縁があるんですよね。

 

他に「迅鯨」「長鯨」があります。

 

 

さて、

そして今週木曜日に進水したのは

「たいげい型」潜水艦の2番艦。

 

戦前の潜水母艦の名前を使うのか

注目されていましたが、

艦名は「はくげい」

 

戦前、戦後を通じて初の艦名です。

 

最新鋭潜水艦の艦名として、

これ以上なく強そうな艦名ですね!!

 

エイハブという名字の船長さんは

近寄らぬが吉ですね(笑)
 

 

 

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