「徳川慶喜」

を教科書的に読む時、

「よしのぶ」と読みますが、

「けいき」

口語で読まれることも多いです。

 

「伊藤博文」

「ひろぶみ」と読まれますが、

「はくぶん」

言われることもあります。

 

これは

「けいき」「はくぶん」と読む人に

学が無いからでは無く、

そのような訓読み、音読みを

逆にして敢えて読む文化が

日本にあるからです。

 

例えば、

「織田信長」は当然ながら

「のぶなが」と読みますが、

信長に関する重要史料である

「信長記」は公式に

「しんちょうき」であり、

敢えて読み方を変えています。

 

 

私の修士論文では、

満州事変をアメリカの新聞が

どう報じていたのかについて

時系列的に扱いましたが、

同時期のNYTimes紙に

「Inukai Ki」

という人物が何度も登場します。

 

勿論「犬養毅」首相の事です。

 

「毅」を

「つよし」では無く

「き」と読む形で、

外国の新聞も報じている程に、

外国人記者による誤読では無く、

当時の日本においては

馴染んでいた呼び名でした。

 

 

戦前生まれだった

私の安全保障学の師は、

森喜朗元首相の事はいつも

「きろう」と呼んでいましたが、

訓読み、音読みを変える文化、

最近まで細々とは続いていたものの、

最近はあまり

見聞きしなくなりましたね~。

 

キラキラネームも増えて、

読み難くなったからですかね(笑)

 

 

 

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