LAでの高校時代、
アメリカ史の授業で
私の前に座っていたのは
「コリアン」の美人。
ここ、
「コリアン」であることが重要です。
LAにはコリアンタウンもあり、
沢山の在米韓国人が
住んでいますので、
珍しい事ではなく、
同じアジア人という事もあり、
顔を合わせれば
挨拶をする程度の関係でした。
同じ高校生の
他の韓国人の女の子たちとは
明らかにレベルの違う美しさ。
多少化粧は濃いかなぁ・・・
とは思いましたが、
「可愛い」ではなく、
「美人」と言うのが適切な女の子でした。
男子たちからの人気は高いのですが、
女の子と一緒にいるのを
ほぼ見たことが無いのは、
やっかみなんだろうなぁ～
なんて漠然と思っていました（笑）
しかし、
定期的にルックスの良い
同じコリアンの彼氏は出来るものの、
なかなか長続きはせず、
よく一人で学内を歩いています。
一人で歩いている抜群の美女、
常に男子にとっては
チャンス到来ですので、
そりゃぁ定期的に彼氏は出来ます。
そんな彼女と
少しゆっくりと話す機会があり、
あれこれ話していると、
「私はNorth Korea出身なの」
と。
その当時、
特に国際政治に
関心がありませんでしたので、
「へぇ～」程度の反応で終わります。
しかし、
後年国際政治を知るに至り、
思い返される同級生のコリアン美女。
北出身!?
「コリアン」と言われて
韓国一択で完全に考えていましたが、
彼女は北朝鮮出身者。
その後
拉致問題、ミサイル問題をきっかけに
北朝鮮特集が日本のテレビで
組まれる時代が到来し、
そこで映し出される北朝鮮美女、
そう、思い返すと
彼女たちのようなメイクなんですよね!!
そしてアメリカ在住の北朝鮮出身者!?
彼女自身が
工作員としては若すぎるでしょうし、
仮に工作員の
カモフラージュ一家だとして、
それを明かしてしまっては
消されてしまうでしょうし、
それを明かさなければならない程、
私と彼女が深い仲でも無い。
そうなると脱北者という事になりますが、
まだ90年代中盤で
脱北の流れが加速していた時期でもなく、
当時は民主党クリントン政権で
ミサイル問題はあってなお、
北に対する圧力が弱かった時代、
敢えて脱北者を
積極的に受け入れていたとも
思えないのですが、
どういう過程を経て北朝鮮出身者が
ロサンゼルスで暮らしていたんだろう・・・
彼女が周囲のコリアン女子に比べて
美の面で圧倒的だから、
やっかみで友達が少ないのかなぁ～
なんて思っていましたが、
彼女が北朝鮮出身となると、
多少話も変わって来そうです。
当時はまだまだ北朝鮮と韓国が
激しく対立していた時代であり、
金日成が死去し、
金正日が朝鮮労働党総書記へ
就任するまでの空白期間でもあり、
「ソウルを火の海にする」
という発言が北の要人から出たり、
北朝鮮核問題から
アメリカによる核施設攻撃のプランが
具体化していたりと、
緊張状態にあった時代です。
当然ながら両国の情報機関が
監視を強めている中でしょうから、
映画の主人公にでも
なろうと思わない限り、
安易に北の人間と接触することは
危険でしょうからね。
彼女は一体どうしているのやら
・日時： 2021年6月12日（土）
9時15分開場 9時30分開演 12時30分終了予定
・費用： 無料
・主催： サンワード貿易株式会社
「偏差値30の東大生」
お問合せはこちらから