小学生2年生の時、

小学校の学芸会で6年生が

『走れメロス』を演じており、

『走れメロス』の物語も劇も

格好良いなぁ~と思い、

6年生が随分と大人に見えました。

 

塾講師として6年生を見る様になると、

随分子供でしたが(笑)

 

 

さて、

純文学に科学を持ち込む無粋を犯せば、

メロスは走っていません。

 

メロスが走った「十里」を

「遠距離」の意味では無く

「実数」で計算し、

深夜から走り始め、

日の高くなった頃に到着したことから

平均時速2.7キロになると、

日本のある中学生が計算しました。

 

 

時速2.7キロ

 

早いのか??遅いのか??

 

これをマラソンで比較してみます。

 

 

世界トップクラスは

フルマラソンを2時間ほど。

時速21キロほどです。

 

市民ランナーの憧れ3時間切り、

いわゆる「サブ3」では

時速14キロほど。

 

中級市民ランナーの目標4時間切り、

「サブ4」では

時速10キロ

 

東京マラソンの制限時間7時間では

時速6キロほど。

 

東京マラソン最後尾の人の、

半分ほどの速度で移動しています。

 

物語のクライマックス、

友人の為のラストスパートの段階で

メロスは時速5.3キロですから、

市民マラソン大会では

残念ながら失格となる速度で、

全体的に移動していたことになります。

 

 

なお、

「走る」のやめて

「歩く」となっても、

人の平均歩行速度は時速4キロ程。

 

それよりも遅い平均2.7キロのメロス。

 

 

「歩いていたメロス」

友人が激怒しそうな衝撃の事実が、

この純文学の名作の

科学的には

正しいタイトルとなりそうです(笑)

 

 

 

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