カクテルによく使われる
ベースのお酒として
「ジン」「ウォッカ」
「テキーラ」「ラム」
があります。
所謂「スピリッツ」と言われる
蒸留酒です。
そこに4種のスピリッツがある時、
「全部混ぜちゃえ～!!」
という悪ノリがありますが、
その悪ノリで
美味しくなるカクテルがあります。
ロング・アイランド・アイスティー
何とも格好良い響きのカクテルで、
「ロング・アイランド」とは
ニューヨーク州の島の名前で、
ニューヨークの夜を
彷彿させる一杯ですが、
実は生まれはアメリカ西海岸です（笑）
ドライジン15ml
ウォッカ15ml
ホワイトラム15ml
テキーラ15ml
コアントロー2tsp
レモンジュース30ml
コーラ40mlを
氷を入れたグラスに注ぎステアし、
レモンスライスを飾れば完成です。
色もアイスティーのようで、
味もアイスティーのようですが、
紅茶は一切使われておらず、
スピリッツ4種を混ぜている為、
口当たりはソフトながら、
実は強いカクテルです。
ロングアイランド西部ブルックリン市から
マンハッタン北部を結ぶ
ニューヨーク市地下鉄A系統、
そう、ジャズの名曲「A列車で行こう」の
「A列車」です。
エラ・フィッツジェラルドと
デューク・エリントンという
ジャズ界の巨星の共演となった
「Take the A train」を聴きながら、
ニューヨークの夜に思いを馳せて、
甘いマスクの鋭いヤツ、
ロング・アイランド・アイスティーを
楽しむ夜もまた一興です。
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