「アリとキリギリス」や
「ウサギとカメ」の物語だったり、
「若い内の苦労は買ってでもしろ」
の言葉だったり、
洋の東西を問わず「努力」の地位は高く、
人は「努力」が求められ、
「努力」をした人が
賛美される風潮はあります。
さて、
私は努力はしません（笑）
求められる努力なんて勿論する事は無く、
自発的に努力が発生する事もありません。
努力や頑張りとは無縁に生き、
それが目の前にあるルートからは
とことん回避行動を取ってきました。
「若い内の苦労」??
年寄に需要の無い物は、
若者にも需要は無いですので、
変なモノ供給しないで下さい。
「努力は報われる」なんて
根拠の無い神話を
教え込もうとするのも迷惑です。
「努力」とは何か。
しなければいけない事態に
なった時点で負けの存在です。
例えば、
私は筋トレを日々しています。
キツく無ければ意味が無いので、
かなりキツめのメニューを組んでいます。
筋肉が悲鳴を上げ、
もう腕が上がらなくなってから、
何回腕立てが出来るか、
筋肉がプルプルと震える状態で
腕を上げていきます。
何故そんな筋トレをするのか。
それは努力では無いのか。
いえ、これが努力なら
20年以上もやってません。
キツいのは事実ですが、
同時に楽しいんですよね。
先日の記事の「信長の野望」、
武将が数千人登場しますが、
プレーを続ける中で
徐々に覚えていきます。
武将名を覚える努力??
そんな訳がありません。
楽しくゲームを遊んでいる中で、
自然と覚えているだけです。
一流では無く、
超一流に至ったアスリートたちも、
誰かに言われて
嫌々ながら練習はしません。
努力でも練習でも無く、
早く、強く、上手くなるための
創意工夫の一環にまで至れた人が、
一流の壁を突破して超一流になります。
例えば歯磨き、
毎日しても、どれくらいの人が
「努力」として歯を磨いていますか??
日常の1ルーティンでしかありません。
そこに落とし込めず、
「努力」をしなければ出来ない段階で、
それは好きな事でも
天職でも無いという事ですから、
選択ミスと言えます。
「好きな事を仕事にすると嫌いになる」
とまことしやかに語られますが、
その過程で「努力」が発生したなら、
あまり好きではなかったって事でしょうね。
人から見たら「努力」だと思える事も、
好きな事なら苦も無く出来るはずですし、
好きな事だからこそ
吸収も早く上達スピードも上がります。
時間、労力を有効に使う為にも、
努力なんかに費やす
時間・労力・金・心労全てが無駄です。
私は山が苦手なので、山登りは
その全てが努力になりますが、
山が好きな方は楽しんで登りますし、
それを努力とは感じていないでしょう。
逆に、私はダイビングの時、
人が居ない場所で潜ろうと、
数十キロの機材を背負って
海辺の崖を降りて、
帰りは登ってましたが、
山は苦手でも、
これは楽しい崖登りでした（笑）
「努力」とは客観では無く、
主観の存在ですので、
「努力」をしない事を
批難するのではなく、
「努力」無き道を選択する事は
効率性の選択である、
という価値観のある
社会になれば良いのにと、
昼寝大好きウサギ派の私は思います。
「偏差値30の東大生」
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