私が見る夢の多くは、
戦っています。
魔物と戦う、
敵組織と戦う、
野盗と戦う、
など色々なパターンがありますが、
まぁよく戦っています(笑)
そんな私の夢の中でも、
特異だった夢が徳川家との戦い。
夢の舞台は恐らく戦国時代。
攻め寄せるのは徳川の大軍です。
私はボロ民家に身を隠して
徳川軍の侵攻をやり過ごしています。
横に控える老侍2人が私の事を
「若!!」
と呼んでいますので、
それなりの身分のようです。
私が隠れるボロ民家は
無事にやり過ごされているのですが、
徳川軍は他の民家や屋敷を
破壊しながら侵攻を続けています。
すると私、
「この徳川の乱暴狼藉を
黙って許せと言うのか!!」
と老侍に言い刀に手をかけます。
すると老侍は
「ここは今しばらくの辛抱です」
と自重を求めます。
しかし、
私は壊される領民の家々や
乱暴される領民の姿に我慢が出来ず、
「徳川に一太刀浴びせよう!!」
とボロ民家から抜刀して飛び出し、
同時に老侍たちも飛び出し
徳川軍に襲い掛かり、
乱闘を繰り広げる・・・という夢。
う~ん・・・私は誰(笑)??
「若」であって、
「殿」ではありませんので、
私ではない領主の殿が居る上で、
私は若と呼ばれる身分なのでしょう。
イメージとしては、
戦国時代に実際にあった
第一次上田合戦に近いでしょうか。
徳川軍8000が、
2000程で籠る真田家の
信州上田城に攻め寄せた戦いです。
籠城を決めた真田昌幸は
領民を城内や屋内に隠し、
一方の徳川軍は
町や田畑を破壊しながら上田城へと進軍。
しかし、
それは真田昌幸の計略で、
城へ攻め寄せた瞬間に
一斉に反撃に転じ、
城から、町のあちこちから
攻撃の手が上がり、
散々に徳川軍が打ち破られた戦いです。
だとすれば、
私は伏兵として
「じい」2人を付けられ
民家に潜んでいる若侍なのでしょう。
すると、民家が破壊され、
領民が乱暴狼藉されている姿に
憤慨して、
飛び出す義憤はもっともですが、
一方で、私が伏兵であった場合、
合図と共に奇襲を仕掛けてこそ
効果が高まります。
一時の感情に任せて
作戦を無にしていては、
最終的な勝利は得られません。
ボロ民家から飛び出して、
徳川軍の雑兵を相手に
大立ち回りを繰り広げている最中に
夢から醒めましたが、
起きた直後の私の感想は
「・・・若いな」というもの(苦笑)
作戦の意図を理解せず、
最も効果的な瞬間を待つことなく、
飛び出して攻撃を仕掛ける「若」、
まさに青二才の浅慮です(笑)
ただ、私自身の
自由意思決定がある夢では無く、
私の普段の
思考パターンとも異なりますし、
その上、夢でよくありがちな、
起きて改めて思い返せば、
現実離れした舞台設定だった、
などでは無く、
妙にリアリティたっぷりな
夢の中の舞台。
そして私自身の言葉の言い回しとは
思えない台詞を言い、
真剣で斬り合う戦場に、
恐怖心も無く飛び出していく蛮勇も、
私のものとは思えないのですが、
私は何の夢を見ていたのだろうかと、
今でも思い返すと不思議になります。
初夢は
起きた瞬間に忘れてしまいましたが、
かつて見た不思議な戦う夢の話でした。
「偏差値30の東大生」