人々をジャズから遠ざけてしまう要因に

「ジャズは難しい」という

情報不足からくるイメージがあると

昨日書きましたが、

今日はもう一つの要因

「ジャズファンによる鎖国政策」

について記したいと思います。

 

 

以前、ジャズ番組の企画で、

後世に残したい名盤はこれだ!!

のような企画がありました。

 

そこで、

有名なジャズ評論家の1人が選んだ

10枚のジャズアルバム・・・

 

そんなマニアックなアルバム

知らねぇよ・・・

 

というものが10枚。

 

多くのジャズ評論家や

ジャズミュージシャンは、

5枚くらいは

多くの人も選んだ超名盤を選び、

3枚くらいは好みの名盤、

そして2枚ほど少しマイナー路線。

 

それくらいの割合でセレクトしている中、

その有名ジャズ評論家は

マイナーを通り越して

マニアックな10枚。

 

そして、

これ知らないんならジャズを語るな!!

くらいで語りますが、

これ、これなんですよ!!

多くの人を

ジャズから遠ざけてしまう悪癖。

 

一部ジャズマニアが、

超マニアックな

アルバムやミュージシャンを推して、

知らないならジャズに来るな!!

とやるんですよね(><)

 

私自身、

この手のジャズマニアが嫌いですので、

ジャズは好きなものの、

ジャズファンが集うような

場所には行きません。

 

 

知識や情報、企画などを洗練させ、

クリアにさせるのに

「制約を課す」ことは非常に重要です。

 

これはあらゆる物事に通じます。

 

例えば美味しいものを食べる!!

と言っても予算無制限では

案外ぼや~っとした

企画になってしまったりしますが、

「洋食」「予算一人5千円」

などの縛りがかかると、

途端に企画が洗練され

エッセンスが集約され、

良いものになったりします。

 

その為、

数あるジャズアルバムから

10枚の「名盤」だって

制約を課されているのに、

無法地帯を歩くかのような

マニアックなアルバム10選・・・

馬鹿だなこいつ・・・

と思いました(笑)

 

 

ジャズファン十人十色で

好きなアルバムは異なるでしょうけど、

「名盤5選」くらいにさらに絞ると、

アウトローで

独自路線を歩く馬鹿でない限り、

恐らく20枚くらいのアルバムから

多くの人が選び、

自分のセレクトと

違うアルバムが来ても、

あぁ~そっちで来たか~と

なる程度だと思います。

 

私なら

マイルス・デイヴィス

「Round About Midnight」

 

キャノンボール・アダレイ

「Somethin’ Else」

 

ビル・エヴァンス

「Portrait in Jazz」

 

チェット・ベイカー

「Chet Baker Sings」

 

ケニー・ドーハム

「Quiet Kenny」

 

あたりですかね。

ジョン・コルトレーンはどうした!?

ソニー・ロリンズが何故いない!!

サラ・ヴォーンを外すなんて・・・

と、色々とあるでしょうけど、

何より文句が出るとしたら

最後の一枚(笑)

 

ただ、

これは昨日の動画でも弾いていた

Blue Fridayの

収録アルバムですので、

文句なしの超名盤!!よりは

私好みの名盤ですかね(笑)

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