クリス・デ・バーの名曲に
「The Lady in Red」
があります。
サビで印象的に歌われるこのタイトル、
「赤い服を着た女性」
というストレートな意味もありますが、
英語では
「私を破滅させる女性」
という意味もあります。
映画『パブリック・エネミーズ』の中で、
ジョニー・デップ演じる
禁酒法時代に実在した大悪党は、
FBIの手先となった
赤い服を着た女性とのデート中に
FBI捜査員たちによって射殺されます。
この赤い服はFBIからの指示で、
群衆の中でも目立つため。
まさにThe Lady in Redによって
破滅させられました。
赤い薔薇、赤いドレスの女性、
綺麗で妖艶で惹かれますが、
棘もある。
それでも近付くには
それなりの覚悟が必要という事ですね。
私は
「赤いカクテルが似合う女性」
が好みですので、
火傷程度でしたら
Lady in Redとの時間は
歓迎ですかね(笑)
さて、そんなLady in Redとの
バータイムでしたら、
ジャックローズで乾杯したくなります。
アップルジャックorカルヴァドス30ml
ライムジュース15ml
グレナデンシロップ15ml
をシェークし、
カクテルグラスに注いだ一杯で、
ローズの名の通り、
綺麗な赤いカクテルです。
リンゴのブランデーに
ザクロのシロップ、
そこにライムジュースですから、
飲みやすい一杯ですね~。
二十歳そこそこ、
まだカクテルを10も知らない頃に
覚えた一杯で、
思い出深い一杯です。
ジャックローズに合わせる曲でしたら、
クリス・デ・バーの「The Lady in Red」を
ジャズにアレンジした曲で。
そしてFBIが来る前に
席を立ちますかね(笑)
「偏差値30の東大生」