生演奏のジャズピアノが流れるバー。

 

ショートカクテルにしてもらった

カミカゼを飲みながら

指でリズムを取って聴いていると、

 

「何かリクエストでもありますか??」

 

とバーテンダー。

 

ピアニストの方を見て

 

「サム、あれを弾いてくれ」

 

間髪入れずに

ニヤッと笑ったピアニストが

 

「As time goes byですね♪」

 

と弾き始める。

 

 

水が流るるが如く、

心地良くスムーズに展開する会話、

こういうのが決まると

本当に気持ちが良いですね。

 

人生、こういう瞬間の為に

遊んでいると思えます(笑)

 

 

何の事だか分からない

人も居ると思いますが、

1942年の名作『カサブランカ』の中の

印象的なシーンで、

20世紀の映画の

名文句の1つともされています。

 

劇中、

ピアニストのサムに語り掛けるのは

美女イングリッド・バーグマンですが、

まぁそこは気にせずに(笑)

 

ピアニストの「サム」に

リクエストするジャズの名曲と言えば

「As time goes by」となります。

 

 

こういう言葉遊びは、

一定の知識があってこそ

成立するものですから、

遊びの知識は大いに引き出しに

しまっておきたいですね。

 

 

「宇治のお茶です」

と出されて

「四杯飲むと眠れなくなるね」

と返した時に

「カフェインで??」

なんて顔をされたら興醒めですからね。

 

平安時代の歌人「喜撰」

彼が読んだ宇治の歌から、

宇治茶を指して喜撰と呼び、

幕末期に

 

「泰平の  眠りを覚ます  上喜撰

  たった四杯で  夜も寝られず」

 

 

と4隻の蒸気船で来航した

ペリー来航に際し、

江戸でこの狂歌が流行ります。

 

二重、三重の言葉遊びで、

これが粋ってもんですね。

 

 

ところで、

ピアノの前に居たのは

名前を存じ上げない

黒髪の完全日本人でしたが、

サムって誰(笑)??

 

ま、私がジェームズなんだし、

夜の街では

細かいことはどうでも良いですね(笑)

 

 

 

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