スポーツにおいて、

公演・発表会において、

講演・プレゼンなどにおいて、

「緊張した」という経験は

誰にでもあると思います。

 

「緊張」し、

本番において実力を

思った通りに発揮できず、

期待した結果が出ずに

「落ち込み」「涙する」

なんてケースはよく聞きますが、

「お前は人間じゃない」

と言われる程にまでドライな私、

「落ち込む権利がある程練習した??」

と思ってしまいます。

 

 

緊張する全ての場面において

共通するのは、

「人前だから」では無く、

「結果が見通せないから」

となります。

 

それが入試であれ、

会社のプレゼンであれ、

スポーツの試合の場であれ。

 

合格する為に、

試合で結果を出す為に、

良い演奏する為に、

 

「最高のパフォーマンスをしてくれ自分!!」

 

と思うから、

予測不可能な未来に向けて

不安になり緊張もします。

 

 

例えば、

練習で一回しか完璧には弾けなかった

ピアノの曲があるとします。

 

恐らく本番前、

「あの時の練習のように!!」

と願い、緊張するでしょう。

 

それが、本番での課題が

「ド・ド・ド」

とドを3回弾く、

という課題だったらどうでしょう。

 

100万人の前でも

「レ・レ・レ」と弾いて

失敗する事は無いでしょう(笑)

 

すると、

恐らく本番前でも緊張は無く、

ドを3回弾いて合格したり、

拍手喝さいを浴びたりすると思います。

 

 

つまり、これから直面する

ハードルのレベルを、

自分の中で

「練習で一回しか弾けなかった曲」

にするのか

「ドを3回」

にするのかで緊張も変わってきます。

 

 

スポーツなどの場合、

ライバルとの競争になったりしますので、

結果の予見はどうであれ難しいですが、

実力を遺憾なく発揮して敗れた場合より、

実力を出し切れずに敗れた場面の方が

落ち込んでいるケースが多い気がします。

 

やはり「緊張」と「落ち込み」は

自分との勝負の結果に左右されます。

 

 

20年程前、

東大の大学院を受験した際、

何を思い上がっていたのか

一度も何の勉強もする事無く、

試験当日を迎えました。

 

当時大学4年生、

大学院に進もうというのに

大学院について何も知らず、

皆が就活しているのに

大学院に進む人なんて少ないはずだから

願書出せば全員通るんでしょ♪

くらいに思ってたんですよね(笑)

 

試験当日

数十の枠に数百人が受験していて、

試験が始まる時「緊張しました」。

 

当然不合格となります。

 

 

数年後、

もう一度東大大学院を受験した際、

1週間だけ試験勉強をしました。

 

過去問を購入し、

朝から夕方までファミレスに籠って

何度も何度も過去問を繰り返し解き、

自信を持って迎えた1週間後、

まるで緊張せずに試験を迎え

問題を解き合格します。

 

この経験から、

塾講師、家庭教師として生徒たちに

「1ヶ月勉強して東大入れなかったら

勉強の才能無いぜ」

と言い放ってハッパをかけてました(笑)

 

そして実際、生徒の一人は

東大に進んでいますので、

まぁハッパの価値は

あったかなぁと思います。

 

 

緊張は

自分への自信の無さから生まれ、

その緊張はその不安通り、

ロクな結果を多くの場合招きません。

 

緊張せずに本番に立てる程に、

練習してからドキドキし、

結果の天命を待ちましょう。

 

 

 

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東大大学院まで進めたのか

講演料:50,000円+交通費
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②「安全保障論」

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