漢字表記で

新西蘭」と書かれる

「ニュージーランド」

 

多くの国名が

「音」から漢字が充てられ、

仏蘭西=フランスなどとなっている中、

「ニュー」だけ突然「意味」から

」となり、

後半の「ジーランド」は音から

西蘭」となる

複雑な組み合わせとなっています。

 

 

話は反れますが、

意味から付けられた漢字では

「牛津」があります。

 

これ、

イギリスの「オクスフォード」です。

 

「Oxford」とは

「Ox=牛」が渡る

「Ford=浅瀬」の意味で、

港を意味する

「津」の文字をそこに充てて

意味からOxford=牛津となりました。

 

また、イギリスの

ケンブリッジは「剣橋」となり、

こちらは「ニュージーランド」同様に、

音と意味の組み合わせで、

前半は音から「剣」、

後半は意味から「橋」となっています。

 

 

さて、

話を戻し「ニュージーランド」です。

 

ニュージーランドを

ヨーロッパ人で最初に発見したのは

オランダ人であり、

オランダの

「ゼーラント(Zeeland)州」にちなみ

「Nieuw Zeeland」と名付けます。

 

前半の意味は「ニュー」で、

後半の意味は「海の土地」です。

 

このスペル、

重要ですので覚えておいて下さい。

 

その後、

イギリス人のクックが訪れ

「New Zealand」と名付けます。

 

ここで変な事が起きます。

 

前半部分のオランダ語を「New」と訳し、

後半部分の

「海の土地」を「Sea Land」と訳して

「New Sea Land」とはせずに、

「Zealand」とします。

 

しかも、元のゼーラント州の

「Zeeland」とも異なるスペルで。

 

この文字列は、

デンマークの首都コペンハーゲンがある

シェラン島の英語表記

「Zealand」と同じであり、

クックはオランダ語の音を残し、

シェラン島にちなみスペルを変えた

とも言われています。

 

 

まず、英語の国名が、

 

「英語+

オランダ語の音&デンマークの地名」

 

という複雑な組み合わせであり、

その漢字表記も、

前半の英語部分が意味、

後半部分が音表記という

複雑な組み合わせの国となります。

 

皆が知るニュージーランドですが、

国名は英語でも漢字でも

結構複雑です(笑)

 

 

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