メディアの役割に

「最新の社会情勢を伝える」

というものがあります。

 

だからこそ、

日本語で「新聞」、

英語で「ニュース」と、

「新しい」を意味する言葉が付きます。

 

それが政権や権力者にとって

都合の悪い事でも、

「報道の自由」をもって

報じるのが責務ですが、

一方でメディア側にとって

面白味の薄いものを

「報道しない自由」を行使して

無かった事にする悪癖が

世界中で見られますので、

視聴者側のメディアリテラシーは

重要となります。

 

 

面白おかしく

「金」「視聴率」になりそうなネタが、

さらに面白おかしく報じられる。

 

社会で、世界で、

より大きな動きがあるのに、

連日同じネタを各社横並びで

長時間報じている、

そんな状況の方が、

むしろ日本のメディアの

通常運行となっています。

 

さらに、

特異な犯罪や、自殺などに関しては、

それを報じれば報じるほどに、

類似した事件が起こる事は

心理学、社会学的にデータが示しており、

世界中で

あまり興味関心を引くように報じない様に

要請が出ているものの、

日本ではここぞとばかりに

面白おかしく自己分析を交えて

連日報じられている状況。

 

こうなってはむしろ

メディアが害悪となります。

 

 

新型コロナ拡大当初、

マスクやトイレットペーパーの

売り切れが続出したことは

記憶に新しいですが、

これはSNSによる拡散が理由では無く、

テレビでの扇動が発生源だったことが

データ分析により

現在は明らかになっています。

 

社会的混乱を引き起こした方が、

メディアにとっての

金の生る木なのでしょうから、

自分たちの影響力を知った上での

わざとでは無いかとさえ

勘ぐってしまいます。

 

 

そんな扇動の1つに新型コロナの

「新規感染者数」があります。

 

連日最多を更新するような状況ですが、

こんなもの単なる数字に過ぎません。

 

検査体制が整い、

検査数が増えれば

当然感染者数も増えますので、

重要なのは「新規陽性者数」では無く、

検査何人中何人が感染していたのか

「陽性率」の方が重要ですし、

それと共に「重症患者数」こそが

重要なデータとなります。

 

現在、

「新規陽性者数」は

増加傾向を示しており、

7月31日の東京都では463人です。

 

比較データとして7月27日を使えば、

新規陽性者数は少なく131人でした。

 

しかし、

7月27日の陽性率は6.2%であり、

陽性者数が多い

7月31日も陽性率6.5%と

大きく変わりません。

 

7月を通して、東京都では

陽性率は6%前後で推移しており、

新規陽性者数の過多には

連動していません。

 

さらに、「重症者数」を見れば、

6月が20人前後で

推移していた一方で、

7月は17日まで10人を切り、

それ以降も6月より低い水準にあります。

 

7月31日時点での

重症者数は16人であり、

重傷者数が100人を超えていた

「緊急事態宣言の頃とは違う」

は本当となります。

 

 

新規陽性者数の増加は事実ですが、

ある一点から見た数字に過ぎず、

データとしてはあまりにも不十分です。

 

大きな数字で扇動するだけでは、

この国全体、世界全体、

個人にも社会にも影を落とす

新型コロナの影響を

「皆で克服していきたい」よりは、

オールドメディアにとって、

自分たちの「金の生る木にしたい」と

思っているようにしか思えません。

 

 

 

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