長雨が続いています。

 

日本各地で災害が発生していますが、

政府は「即応予備自衛官」

召集を行いました。

 

 

「即応予備自衛官」とは??

 

「自衛官」

陸海空自衛隊に所属する

自衛隊員を指します。

 

その他に

「予備自衛官」という制度があり、

陸上自衛隊では1954年から

運用されている制度です。

 

自衛隊を退官した

主に若い自衛官の中から、

非常時に召集され自衛官として勤務する

非常勤の隊員です。

 

各国に同様の制度がありますし、

戦前の日本でも「予備役」がありました。

 

その中でも、

特に年間訓練日数も長く、

現場に近い練度を維持し、

召集時の所属部隊も決まっている

予備自衛官が1997年に創設された

「即応予備自衛官」となります。

 

「即応予備自衛官」「予備自衛官」は

元自衛隊員がなりますが、

他に「予備自衛官補」という制度があり、

こちらは自衛隊未経験の

一般からの公募となり、

一定の訓練を受けて

「予備自衛官補」となります。

 

 

さて、

自衛隊には

「本来任務」

と呼ばれるものがあります。

 

「(前略)侵略に対し我が国を防衛(後略)」

 

とされるもので、

軍事組織としての自衛隊が

武力その他をもって

外国勢力の侵略を防ぐものです。

 

そこに、

2006年第一次安倍内閣の時、

自衛隊法が改正され、

災害派遣、国民保護派遣、

治安出動、国際協力などが

新たに本来任務に加わりました。

 

これにより、

「本来任務」の中の直接的な国防が

「主たる任務」、

それ以外の部分が

「従たる任務」

法律上なりました。

 

 

災害時に素早く

即応予備自衛官の召集など

自衛隊を動かせるのは、

災害派遣を自衛隊の本来任務とした

安倍内閣だからこそとも言えます。

 

しかし、

被災地における自衛隊の活動には

頭が下がるものの、

「主たる任務」である

国防の側面から考えると、

頭の痛い問題も抱えています。

 

 

明日に続きます。

 

 

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