新型コロナの影響が広がる中で、

世界的に露呈した問題の1つに

「国産化」があります。

 

自国生産のマスクが無い、

人工呼吸器が無い、

消毒液が不足する、

欧州は国境管理の復活により

食糧の安定供給が脅かされる、

など医療体制から日常生活まで

非常事態が発生しました。

 

また、

過酷な環境での労働に関しては、

その労働者の多くを

外国人に頼っている先進国では、

一気に労働者不足にも陥りました。

 

 

「国防」

「安全保障」

と言うと、

軍事的側面ばかりが注目されますが、

何故軍隊が兵器を用いて

国を守るのかと言えば、

それは国民の

「安定的な日常」を

維持する為にあります。

 

①国民の生命

②国民が住み、

 経済活動をする土地=領土

③国民の空腹を満たす食糧

④経済を支える企業活動、エネルギー

 

これらが維持されなければ、

国民の安定的な日常を

保障出来ません。

 

それを維持する為にこそ

国家は軍隊を保持します。

 

これこそ

「安全」を「保障」する

「安全保障」の本質です。

 

 

そして、

高度に発展した経済、

移動手段の発展により

国際化する経営環境の中で、

国は経済的に深く

相互依存するようになりました。

 

日本で言えば

米は日本で作るけど、

小麦は海外から輸入した方が安い。

 

自動車をアメリカに売るために

アメリカからは牛を輸入しよう。

 

日本人の給料は高いから、

中国で商品を製造しよう。

 

原油や天然ガスが採れないので、

外国から輸入しよう。

 

と、日本経済も

世界と密接に繋がっています。

 

 

しかし、日本であれ他国であれ、

外国との線が切れるような

緊急事態が発生した時、

国に

自国経済、

国民の安定的な日常を

保障するだけの環境が

整っているか否かは

非常に重要となります。

 

外国が自国の生命線を握るのではなく、

自国のみでまずは立国が可能であり、

その上で諸外国と

より豊かになるための交易を

行う状況でなければ、

国家は常に危ない橋の上に

経済というバベルの塔を

高く積み上げている事になります。

 

 

拙書『国境を守る7つの道』でも

国産化の重要性を記しています。

 

 

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