私とアメリカのピザとの出会いは、
巨大ショッピングモールに
入っていたSbarroからでした。
こちらはSbarroのピザたち。
しかし、暫くしてピザハットへと
乗り換える事になります。
それは、
アメリカの学校制度による理由でした。
アメリカの学校では、
成績優秀者などを地域社会として称え、
支える制度となっていました。
褒めて伸ばす、
それだけでも良い制度ですが、
そこにご褒美特典まで付きますので、
小さい頃から、
「成功者へは栄光を!!」
のアメリカンドリームを実感しながら
成長していくことになります。
学校では、前年度の
①成績優秀者
②学習態度優秀者
のどちらかに該当する生徒には、
翌年度に特別学生証が手渡されます。
アメリカに移住した直後の私、
当然①成績優秀者になる訳はなく、
ただただ英語が分からず
静かにしていましたので、
②学習態度優秀者に
なっちゃいます(笑)
そして翌年手渡された特別学生証。
それを市内の
マックやピザハットやタコベルなど
提携しているお店に行って提示すると、
会計から10%値引きされます。
それは家族や友人と使っても
同様ですので、
家族やパーティ用のピザを買って、
このIDを提示すれば、
例え払うのが親であろうと
10%オフとなります。
成績優秀者とその家族を
社会で称え、支えるシステム、
素敵だと思います。
その為、
毎度10%オフになりますから、
ササッとSbarroから
提携しているピザハットへと
乗り換える事となりました(笑)
そして数年後、
英語も出来るようになり、
成績は上がらないまま、
学習態度が悪くなった私、
当然特別学生証ではなくなりますので、
そこから市内の様々な
ピザ屋やバーガー屋を巡る、
ジャンクフードマスターへの
カロリーの冒険が
始まるようになります(笑)
「偏差値30の東大生」