新型コロナの影響で

各地に「デマ」が飛び交っています。

 

これをパニックの中の

集団心理という側面で

「あぁ~ぁ・・・」

で済ます事も出来ますが、

安全保障の側面から考察すると、

危機意識を持って

防衛措置を取らなければ

国家レベルでも個人レベルでも

大きな損失を被ってしまう

危険性があります。

 

 

「デマ」とは

「噂」「風説」と訳されたり、

「ゴシップ」などが類義語となりますが、

根拠に関わりなく

人々の間で事実と認識される事柄です。

 

「流言飛語」とも言われ、

これは軍事的、スパイ的な

作戦の1つともなります。

 

スパイの役割は

「情報収集」だけでなく、

「偽情報」の流布をする

ケースもあります。

 

それを

「敵」の「上層部」に対して行えば、

例えば第二次世界大戦の

ノルマンディー上陸作戦時に、

英国とドイツの二重スパイが

連合軍の上陸場所として

実際の上陸地点とは異なる場所を

ドイツ上層部に伝え、

ドイツ軍主力が肝心の

上陸地点には配されなかった、

というような実例もあります。

 

同様に、

「敵」の「国民」に対して

混乱やパニックを起こすような

情報を流し、

社会を混乱させ労せずして

敵国を疲弊させることが出来ます。

 

「自国」の「国民」に対して

使うケースもあり、

これは「プロパガンダ」とも

似てきますが、

敵味方関わらず

情報1つで国民の意識や感情を

コントロールする事は、

常套手段として

有史以来用いられてきました。

 

 

現在、中国では

 

「新型コロナは中国以外から

持ち込まれた可能性がある」

 

という情報を公式に流し始めています。

 

これは「自国」の「国民」に対して

用いているケースです。

 

 

災害時や疫病時には

パニックに乗じて

様々なデマが流れます。

 

しかし、

単なるいたずらや群集心理だけでなく、

中には社会の混乱を狙った

意図的かつ組織的な流言飛語が

混ざっている可能性も

常にあることも念頭に、

情報に接して下さい。

 

 

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