先日、

ドイツでトルコ系移民が襲撃され

数人が殺害されました。

 

それを受け、

メルケル首相をはじめ

ドイツの各政党は、

 

最近ドイツに

不寛容さと差別が広がっている

 

と陰に陽に

ここ数年勢力を伸ばしている

極右政党を念頭に非難を発します。

 

しかし、

本当にドイツの差別は「広がり」、

その原因は極右政党でしょうか??

 

まだ東西ドイツに分かれていた頃から、

トルコ系移民は

排斥の対象とされており、

差別は「広がった」のではなく、

「今もある」だけに思えますし、

そのベースが極右思想だとしても、

近年主要政党を脅かしている

極右政党にその原因があるとするのは、

単に政敵を抑え込みたいだけの

プロパガンダにも思えます。

 

 

国民が極右政党支持に流れる程、

大量な移民に

十分な準備も用意も無く

国境を開放した責任を

問われるのを恐れる与党としては、

全てのヘイトクライムの原因を

極右政党に押し付ける形で

逃げ切りたいと考え、

そして国民はそれを見透かして、

一定の支持を極右政党に与えるという

流れになっていると

昨今のドイツ政界を見ています。

 

 

移民問題は

政治家が「綺麗な言葉」で語る程、

綺麗でも簡単でもありません。

 

世間と隔絶された

政治の中枢では無く、

日常の生活の中に生きる国民には、

その問題は

日常的に肌で感じる問題であり、

綺麗事やポリティカルコレクトネスに

反する世論が

時に形成されたりします。

 

 

明日は

高校時代のエピソードを交え、

移民問題を論じます。

 

 

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